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'11/5/21

西飛行場、27日の会談で結論

 広島県の有岡宏副知事が20日、広島市の松井一実市長を訪ね、県営広島西飛行場(西区)の廃港・ヘリポート化を決めた経緯を説明した。松井市長は終了後、「理解は深まった」と述べ、湯崎英彦知事との27日のトップ会談で市営存続の是非の結論を示す意向だ。

 懇談は冒頭以外は非公開。終了後に両氏が取材に応じた。有岡副知事は、滑走路を横切る広島南道路の着工時期が来年秋に迫る中、ヘリポート化の手続きを急ぐ必要があると強調。「広島空港(三原市)のアクセス向上策を具体化させることが大事だ」と話した。

 松井市長は「自分が十分に知っていない状況や価値判断を言っていただいた。重く受け止める」と述べた。市長選を通じて聞いた地元や経済界の意見も踏まえ、総合的に判断する意向を示した。




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