'11/5/24
3児死亡事故の排水管に鉄柵
広島市安佐南区の新安川で祇園小6年の男児3人が水死した事故を受け、市は23日までに、亡くなった児童が川に入る際に通り抜けたとみられる排水管に鉄柵を設けた。
鉄柵は直径1メートルの排水管の入り口側に設けた。ごみが詰まって水の流れを妨げないよう下側は約20センチ開けた。周囲3箇所に「水路への立入禁止 水路の中で遊ぶとあぶないよ!」と記したアルミニウム製看板(縦30センチ、横42センチ)を設けた。
近くに住む主婦長谷川千鳥さん(61)は「柵ができたからといって安心せず、子どもを見守る意識をより高めたい」と話していた。
【写真説明】排水管に設置された鉄柵と注意を呼び掛ける看板