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社民党:20年までに原発全廃 行動計画を提出へ

 社民党は23日の党会合で、2020年までに国内の原発を廃止し、2050年までに風力や太陽光などの自然エネルギーへの転換を目指すとの行動計画を決定した。福島瑞穂党首が24日、菅直人首相に提出する。

 計画では、福島第1原発事故を受け「もはや原子力に固執する選択肢はあり得ない」と強調。現在総発電量の約3割を占める原発の全廃のほか、地球温暖化対策のため石油などの火力発電も50年までに停止する方針を盛り込んだ。

 東日本大震災で被災した東北地方については、自然エネルギー推進のモデル地域とし、他の地域よりも早い20年までの完全転換を目指すとした。

毎日新聞 2011年5月23日 18時54分

 

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