捜索先に警視庁の捜査資料
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捜索先に警視庁の捜査資料

5月23日 14時23分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

品川美容外科で脂肪を吸い出す手術を受けた女性が死亡し医師が逮捕された事件で、警視庁がことし3月、クリニックなどを捜索した際、事件に関する捜査資料が見つかっていたことが分かりました。警視庁は、捜査情報が漏れていた疑いがあるとして調べています。

品川美容外科を巡っては、東京・池袋のクリニックでおととし12月、おなかの脂肪を吸い出す手術を受けた女性が死亡しました。警視庁は、ことし3月、業務上過失致死の疑いで品川美容外科のクリニックや関係先を捜索しましたが、この際、警視庁が作成した事件に関する捜査資料が数点、見つかっていたことが分かりました。警視庁は、捜査情報が品川美容外科側に漏れていた疑いがあるとして、捜査に関わった警察官や、警視庁を退職したあと品川美容外科に再就職していた元警察官などから話を聞いて調べを進めています。この事件では、手術を執刀した医師の堀内康啓被告(38)が業務上過失致死の疑いで逮捕され、今月11日、起訴されています。