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誠道会系組長を逮捕へ、前会長関係者宅に発砲容疑 昨年4月、福岡県大牟田市の指定暴力団九州誠道会の前会長関係者宅が銃撃された事件で、県警は、同会系組長の野中誠被告(52)(詐欺罪で公判中)が関与した疑いが強まったとして、近く銃刀法違反(発射)容疑で逮捕する方針を固めた。県警は対立する指定暴力団道仁会(本部・福岡県久留米市)との抗争事件ではなく、九州誠道会の内紛とみている。県内では、九州誠道会を巡る発砲・手投げ弾事件などが相次いでおり、県警は、一連の事件の全容解明を急ぐ。 捜査関係者によると、野中被告は昨年4月11日未明、大牟田市南船津町4の前会長の元妻名義の住宅に、拳銃で発砲した疑いが持たれている。この住宅は、前会長のボディーガードの詰め所で、けが人はなかった。 これまでの県警の捜査で、野中被告と前会長は事件直前、大牟田市のスナックに居合わせていたことが判明。この際、前会長が野中被告の頭をはたいたことがきっかけでもみ合いになり、野中被告は「お前のところに撃ち込むからな」と前会長を脅したという。県警は、野中被告の単独犯行とみている。 また、同11日午後11時40分頃には、前会長関係者宅から約4キロ離れた同市明治町3の野中被告の自宅マンション2階のベランダの壁などが銃撃される事件が起きている。県警は、この事件について、前会長関係者宅への発砲を道仁会による犯行と見せかけるために起こした可能性もあるとみて捜査している。 九州誠道会は2006年、会長人事を巡る対立で道仁会から分裂して発足。それ以降、道仁会との抗争事件や内紛とみられる事件が相次いでいる。今年に入ってからも、3月に久留米市の道仁会系組員が乗った車が銃撃された事件や、4月に大牟田市の九州誠道会系組事務所前の県道上に手投げ弾が落ちていた事件などが起きている。 野中被告は、国の離職者支援貸付制度を悪用して120万円をだまし取ったなどとして、福岡地裁に起訴されている。 (2011年5月23日 読売新聞)
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