国際北方領土訪問へ出発 韓国の野党議員2011.5.22 11:29

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北方領土訪問へ出発 韓国の野党議員

2011.5.22 11:29

 島根県隠岐諸島の北西にある竹島(韓国名・独島)について、韓国領有に向けた運動を展開する同国国会の「独島領土守護対策特別委員会」所属の野党議員が22日、北方領土・国後島を訪問するため、経由地のロシア・ウラジオストクに向けて出発した。24日に同島に入る予定。

 出発したのは同委員会の姜昌一委員長ら2人で、いずれも最大野党民主党所属。姜氏によると、民主党の別の議員が同氏らとは別に極東サハリン州の州都ユジノサハリンスク入りし、23日に合流するという。

 姜氏は仁川国際空港で共同通信などに対し「日ロが領有権を争う北方領土の視察が目的。ロシアの実効支配の現状を見ることは、(韓国が実効支配する)独島の領有権を守る上でも役に立つ」と話した。

 日本政府が訪問に遺憾の意を示していることについては「韓国国会議員の行動にあれこれと言ってくるのは失礼な態度だ」と反発した。

 一行は、ウラジオストクとユジノサハリンスクで領土問題の専門家らと会談するなどし、24日に日帰りで国後島を訪れる計画。ただ、同島までの航空券はキャンセル待ちの状態で、日程は流動的という。

 当初は与党ハンナラ党の議員2人も同島訪問を検討しているとされたが、姜氏によると、参加を見送ったという。(共同)

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