「大相撲技量審査場所千秋楽」(22日、両国国技館)
十両昇進をかけた幕下サバイバルレースが、幕内優勝以上にし烈を極めた。東幕下10枚目の持丸(立浪)が東同3枚目の荒鷲(花籠)を破って勝ち越したことで、新十両昇進に大きく近づいた。元小結で西幕下筆頭の垣添(藤島)も3勝目を挙げて、負け越しながらも関取復帰が濃厚だ。
場所前の理事会で最低13人を十両に昇進させる方針が決まっている。貴乃花審判部長(元横綱貴乃花)は「理事会決定ですから変わりません」としたが、25日の番付編成会議で昇進が決まる。
戦後最多となる昇進者の顔ぶれは、デイリースポーツの推定では新十両に碧山(田子ノ浦)、隆の山(鳴戸)、華王錦(東関)、荒鷲、南(尾上)、千代の国(九重)、持丸、再十両に垣添、上林(八角)、松谷(松ケ根)、双大竜(時津風)、妙義龍(境川)、浜錦(追手風)が濃厚だ。
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