「大相撲技量審査場所千秋楽」(22日、両国国技館)
関脇琴奨菊が、大関把瑠都を破って10勝目。2場所連続で2けた勝利を挙げ、来場所で大関とりが懸かる。
自分の相撲を貫いた。琴奨菊は、もろ差しで大関把瑠都を一気に押し込み、がぶり寄りで寄り切った。初場所は11勝で2場所連続の2ケタ勝利となり、名古屋場所(7月予定)での大関とりに大きく前進した。
「色々考えてもしょうがないので思い切っていった。自分にはあれしかないので。肩越しから取ってくるから、そこだけを気を付けていった。相撲は立ち合いが全て。今場所は充実していた。疲れました」。笑顔で15日間を振り返った。
大関を狙う足元は固まった。貴乃花審判部長(元横綱)は「来場所の成績が注目される。今日の相撲は良かった。(昇進に)何番とかなりがちだが、内容が気になる。今場所通りやってくれると期待している」と話した。
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