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１号機への海水注入中断、指示せず～枝野氏
< 2011年5月22日 21:35 >
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「福島第一原子力発電所１号機への海水注入が菅首相の意向で一時中断した」との一部報道について、枝野官房長官は２２日、「『東京電力』がやっていることを止めたことは一度もない」と強く否定した。
枝野長官「少なくとも何か東電がやっていることを止めたようなことは、一度も承知していません。何度も何度も『なぜ早くやらないのだ』ということについて催促をしたことは、何度も直接知っておりますが」
枝野長官はまた、海水注入の決断が遅れた理由が再臨界の危険性を検討したためと指摘されていることについては「水をうかつに入れると再臨界の可能性があるということで、検討された時期はあった」と述べた。
野党側は、海水注入の一時中断が事故を拡大させたなどとして、中断が菅首相の指示だったのかなど週明けの国会で追及していく方針。
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