2011年5月20日 12時35分 更新

ストロスカーンIMF専務理事が辞任、無罪を主張

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ストロスカーンIMF専務理事が辞任、無罪を主張

 国際通貨基金(IMF)のドミニク・ストロスカーン専務理事は18日、米ニューヨークのホテルで女性従業員に性的暴行を加えた容疑で逮捕されたことを受け、専務理事職を辞任した。

ストロスカーンIMF専務理事が辞任、無罪を主張

 ストロスカーン氏はIMFに送った文書で、「私は今日、IMF専務理事という私のポストから辞任することを、(IMF)理事会に伝えざるを得ないと感じた」と書いた。

 一方、ストロスカーン氏は自身に科せられた容疑の全てを否定した。同氏は「私の力の限り、時間の許す限り、持てるすべてのエネルギーを注いで、自分の無実を証明したい」とつづった。同氏には強姦未遂や不法監禁などの容疑がかけられている。次の公判は、5月20日の予定だ。

 IMFは現在、ジョン・リプスキー筆頭副専務理事を「専務理事代行」としている。今後、IMF理事会は手順にのっとり、新たな専務理事を選出する予定である。

 フランス出身のストロスカーン氏は2007年11月1日からIMFの専務理事を務めた。またフランスの経済・財政・産業相を務めたり、同国の国民議会議員を務めた経験もある。

 同氏は1991年から、3人目の妻でジャーナリストのアンヌ・シンクレアさんと結婚しており、4人の娘がいる。

ロイター
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IBTimes

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