"古代において剥き出しだった「権力」は、近代になり、「学術的な知」を介して、むしろ徹底的に行使されるようになった。" ― ミッシェル・フーコー


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2011年05月21日(土) 10時30分17秒

過去アーカイブ・未発表記事 有料販売のお知らせ

テーマ:[ブログ]徒然
どうもこんにちは。

今日もいい天気っ。

さてさて、絶賛更新中の当ブログですが、
ここに来て過去アーカイブの整理に取り掛かり始めました。

ずばり、古くてあまり読まれてなく、
かつプライベートな色の強い記事は、
しょうもないので消していこうという計画です。

あまり公共無料の場にいつまでも個人的なものや駄文の色の強いアーカイブを放置したりするのも何なので、当ブログの過去アーカイブを一部削除し、バックアップとして有料裏ブログに移すという計画です。

お賽銭的な感覚で買って頂けると嬉しいですが、
過去のものなので、まあそんな買ってもしょうがいかもなと思います(本音w

とりあえずこんなのを移し完了しました。

裏ブログもたまに無料で書いてます↓
表ブログからのデータ移行の予定|裏世界の始まりと~

■過去アーカイブ(コラム
福田Labのコラム集

また同時に未発表なネタもこのような形で公開中です↓

■未発表・非就職ジャーナル ウェブ公開記事
【非就職インタビュー】
就職を<半分>捨てた男
会社員から風俗店の経営者へ
 (今後もバリバリ追加してゆきます)


全て一記事100円で売っています。

しかし全部読みたいならば、
バックナンバーで買った方がおトクになりますね。


まあ、ぶっちゃけ、
そんなに買う必要はないんじゃないかと思いますw

このように裏と表を使い分けている僕ですが、Twitterやブログなどでも特に宣伝していないように、あまり商売っ気ありません。

ただ、公開したいけどできないような情報は閲覧者絞ってプライベートの要素を強めたかったのですよねー。


今日びPV至上主義で、ブログのアクセス数を増やすためには持っている情報を出し惜しみせずに書きまくろう!、的な煽りや流れがあるんですけど、はっきり言って本当に全部出すのは危ないし怖いなあと思う昨今なのです。

特に現代は、色んな利害が複雑に絡み合っている世の中ですからね。

公共で公開しないから価値のあるものが世の中には沢山あるわけで、無料公開の世界だけで人生が変わるようなことって、そんなにないんじゃないでしょうかね。

結局は、無料公共のネットの世界に、真に影響力のある人物が重要な情報を放置するわけがないよなあと感じるようになってきたのです。

商売が成立しなくなったり、個人情報を詮索されたり、あまりいいことがない。

なので人生を変えたければ、ブログ読むより本読んだり音楽聴いたり映画見たりした方がいと思いますね、はい。価値のある作品は無料の場所にはないわけなので(裏技使えば無料で手に入るものもありますがw)


オピニオンのようなことは公共に置いた方がいいんですが、それ以外のものは、何かしらのロックを掛けたいなと。個人的な趣旨ですがね。


ということなので、
裏ブログはバックナンバー的に閲覧者がいなくなっても書き続けると思います。


長くなってしまいましたが、
バックナンバーは随時、独断と偏見で削除していく予定なので、
過去アーカイブを漁りたい方はお早めにどうぞw


若干、趣旨は変わりましたが、
今後も当ブログをよろしくお願い致しますm__m
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2011年05月19日(木) 10時09分38秒

タビビト・国井律子さんの本

テーマ: ∟読書・書評
ここ最近、あまり本は読まない。

しかし、読むならば旅の本ばかり読んでいる。

私がタビビトとして最も尊敬しているのは花村萬月さんだ。


その他にも宮田珠己さんであったり、香港中国の旅行記を書いたりしている星野博美さんも読んだりする。旅行記を書く人、特に旅先で実際に見てきた世界を描いているので興味深い。

嘘や虚構の物語や小説も悪くはないが、旅というホンモノの経験に触れて自分自身の旅の構想を広げたいと僕は思っているのだ。


さて、そんな僕であるが、ここ最近、
女性旅行者として最も憧れている国井律子さんの本を買った。

国井印アリマス―タビモノ・バイクモノ (ワールド・ムック (465))
国井 律子
ワールドフォトプレス
売り上げランキング: 310383


序文、
「私はケチである。無駄遣いはせず、使うお金は一日平均500円以下。
家では光熱費を浮かすためマフラーを巻いて暮らしている。

仲間と借りている事務所には夕べの残りをタッパーに詰めて通っている。
でも決してひもじくはない。ケチ=日々の趣味だから毎日が最高に楽しい。ついでに言えば貯金も大好きだ。」


なかなか素敵な始まり方をする本だと思った。

ケチ、というのはフルタイム旅行者の本質でもある。

西洋のバックパッカーなど長期間旅をしている人間は食い扶持がないので、ケチになること、節約することが最大の稼ぎになり、生きる上で大切な生活手段なのだ。

持て余す金を持って旅をするセレブリッチな旅は単なる娯楽旅行。

趣味としての旅行は、ある程度の長い期間、金銭を稼ぐこととは多くの場合無縁の「旅」という活動の本質は、身銭を切り詰めて、非日常的な視点から未知なる世界を見ることにある。

セレブリッチな旅では見えない世界があるんですよね。


ちなみに国井さんは大学卒業してからフリーターで趣味に生きる人で、バイトで稼いだ金で旅をしまくったり、ハーレーで国内を放浪したりと、完全な自由人的な生き方をしてます。

僕のライフスタイルにもかなり近いものがある。

大卒後でそれなりの知識と教養もあるが会社員として働きたくなく、放浪しながら旅をするにはどうすればいいのか?

贅沢な悩みであるが、
その一つの答えが、僕は国井さんの生き方だなと思う。

旅をしながら働くにはどうするか?

非生産的である旅を生産的な次元に移行するためには、旅の合間に仕事をするか、あるいは、旅そのものを表現することで作品にする。そんなある種の表現者の次元を目指すことになるのは、旅で食いたい人にとっては必然なのかなと思う。

だからこそ、彼女の作品は単なる旅行記ではなく、フォトエッセイであったり、編集や製本にまで携わっている手作り感を感じるのだ。自分でソフトを使って構成している感じが伝わってくる。

フリーで生きているだけに、その仕事っぷりや生活スタイル、旅スタイルが垣間見える、本書『国井印アリマス』はそういう本だった。一つの旅のライフハックや雑誌的であり、実用書とエンタメが混ざっているその温度感が心地よい。

男勝りな言語感覚や、料理、地味な旅行以外の時間の過ごし方、節約術、ライトで深みはそんなにないけれど、旅が好きな人としては興味深く、頷ける価値観の本でした。

突っ込みどころもある人だけども、
こういう生き方は本当に憧れてしまいます。

旅をしながら表現して、作品を作って売る。

素晴らしい仕事、意義もある仕事だ。

こんな本読んでると、
僕もいつか旅で食って生きたいなあ、と思ってしまう。
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2011年05月17日(火) 16時30分47秒

夜行列車で眠りたい ―ノーンカーイ行きの夢列車

テーマ: ∟旅人・旅行記
絶賛更新中・「タイランドから至る旅」の一説です。


夜行列車でのワンエピソードを。



・・・・・・・

4月の末、私は荷物を宿舎のLee 3に預けて、ラオスへ向かうことを決意した。

さて、どうやってラオスへ向かうか。
まずは国境の境の都市であるタイのノーンカーイへ行くことにした。

バンコクから北東に700kmほどの都市。
バスで行くこともできる。それがおそらく最も安く、チケットを取るのも簡単。

しかし、先月のシンガポールからタイへの旅でバスは散々乗って飽きていたこともあり、この機会にタイの夜行列車に乗ることを決した。

まずはバンコクの中央駅であるフアランボーン駅へ向かう。

世界の始まりとハードボイルド-駅

世界の始まりとハードボイルド-駅2

なかなか歴史を感じる雰囲気でもある。
実際に、タイの鉄道は古いものが多いらしい。

さて、チケットは取れるかが問題だ。
噂では、寝台のある席は人気があるらしいのだ。

案の定、ファンなしの400Bほどの最も安いベッドの席は空いてなかった。

仕方ないので、僕はエアコン付きベッドというワンランク上のちょっとリッチな席を取ることになる。個人的にエアコンは逆に夜は寒そうなのであまり欲しくなかったがやむをえない。

それでも688バーツという2000円にも満たない金額でノーンカイまで行けて、さらに宿泊できると考えるとお得だ。夜行列車は交通費と宿泊費が含まれているのでお得な気分になる。

世界の始まりとハードボイルド-出発

さて、出発は20時。
そして翌日の8時に着くという予定の列車だ。

夜行鉄道は始めての経験なので、ちょっと戸惑うがワクワクする。


世界の始まりとハードボイルド-列車1

こういう形で2人一組、上下にベッドになっている。
そのため、なぜだか相方に座る人と会話が楽しめたりするようだ。

世界の始まりとハードボイルド-列車2

寝るときにはこのように乗員が組み立ててくれる。


さて、この夜行列車で同じ席の人は、白人のスイス人女性だった。

欧州系の人は英語が堪能なので、色々と会話する展開になった。
(実は、アメリカ人など英語のネイティブよりも、第二外国語として英語を使っている人の方がアクセントや発音がベーシックで聞き取り易いことに気づく)

とういことで英会話レッスンしているかのごとく、日本の原発の話や、身の上話をした。

彼女の友人も東京にいるらしいが、意外にも普通にそのまま滞在しているようだ。スイス人は冷静なのかな。彼女も西洋のちょっと神経質そうな欧州インテリな空気を感じる。

案の定、彼女はスイスの医療系の大学を卒業して、その後、なんとラオスで仕事の一環で研修のような仕事をするらしい。つまり女医、ドクターになる正真正銘のインテリさんのようだ。

そして三ヶ月間、ラオスで仕事するまで時間があるらしく、色々と旅をしようとしているとこらしい。まずはラオスの病院に荷物を置いてから移動すると言っていた。彼女は西洋人バックパッカー流に、バックパックを二つ携えていた。いや、女性でも旅をする活発な西洋人に僕は敬意を抱いてしまう。

そんなこんなで、夜行列車は意外にも旅人や品のいい人との出会いの場でもあるんだと思った。まさしく、移動するゲストハウスだね、これは。

そして途中、日本人から話しかけられた。

「すいません、タイ語の本かなんか持ってないですか?一緒の席の人と話したいんです。。」

20台後半ぐらいか、日本の若い兄ちゃんといった感じの人でバックパッカー風。僕はこの列車に日本人がいることに気付いてなかったのでびっくりしたが、感じのいい人だったので、「あ、地球の歩き方タイしか持ってないですがいいっすか?」と言った。

「おお、実は僕は東南アジアの地球の歩き方しか持っていなかったので、貸してくれませんか?」

という展開で、同じ列車の日本人の兄ちゃんに本を貸した。そうとも、タイの地球の歩き方にはタイ語の辞書のようなものが載っているのだ。

そんなこんなで、びっくりしたが、
色んな人々が集まっているこの夜行列車、なんだか不思議な夜だなと思った。


しかし、東南アジアの旅は面白い。

そもそも、アジアで長期間の旅をしてる西洋人は、間違いなくインテリなのだろう。いくら物価安いとは言え、貧乏だとはるばるアジアへ仕事せずに来れないだろう。大抵、大卒後の放浪者なのではないかな。それだからか、贅沢旅行はあまりせず、西洋人バックパッカーは大抵かなり節約思考だ。それにはなかなか感心させられる。無駄な金を使わない姿勢は欧州的なのだろうか。

そんな欧州のバックパッカーや若者旅行者を見ていると、日本の未来を姿を感じる。

若者は職がないので、いい大学を卒業しても就職しないで物価の安い地を質素に旅をする。なので、知識や教養が深いけれども職を持っていない人が多い。

不思議な光景に感じたが、こうした高等遊民的人種の誕生は、近代化の流れで考えると当然なのかもしれない。

職業の利権を握っているのは、いつの時代も上の世代というのは先進国ならば当然の構造なのだろうね。


そんなこんなで会話しているとあっという間に時間は流れ、22時になるころには乗員がベッドを組み立てる。もう寝る展開になるようだ。

世界の始まりとハードボイルド-列車3

世界の始まりとハードボイルド-列車4

こんなふうに完成。ここが僕の寝床。

英語で慣れない会話をしてちょっと疲れたので、
電車に揺られながらも、不思議とあっという間に眠りに付いた。

ちょうどいいな、この寝床。
まさしく夢列車。電車の揺れが逆に気持ちよい。

6時間ぐらい寝て起きたら、もう朝が来た。


さて、この列車旅の続きは、
過去にリアルタイムで更新したこのエントリーでお楽しみ下さいー。
クロス・ザ・ボーダー


メコン川の国境だ。すぐ向こうは別の国。

世界の始まりとハードボイルド-国境

その後、雨の中、国境を超えてラオスへ至った。

世界の始まりとハードボイルド-ラオス

緩やかな空気の中、笑顔に絶えない人々に出会ったよ。

世界の始まりとハードボイルド-トラック

旅をしている方が出会いが多い。
やっぱり俺は一期一会が好きなのだなと感じる。

列車に揺られて眠る幸せがあったり、
夜行列車の出会いは素敵な一期一会だった。

・・・・・・・・



さて、次なる旅はどこへ行こう。

最近は旅をすればするほどネタが増えて、書ききれないことばかりで困ったもんだね。いや、贅沢な悩みってやつですね。


義捐金でお世話になった台湾でも行こうかしらねえ。
二回目の訪問、今度は温泉めぐりでもしようか。
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2011年05月16日(月) 15時49分57秒

バンコクの安宿 ―LEE 3、ルンピニーの日々

テーマ: ∟旅人・旅行記
「タイランドから至る旅」の一説です。

・・・・・・・

先月の末から今月の頭まで、
私はバンコク市内の地下鉄ルンピニー駅付近で一週間ほど生活をしていた。


大きな地図で見る

場所で言うと、マレーシアホテル周辺である。

さて、バンコクは旅行者、特にバックパッカーが多いので有名な安宿街がある。

代表例はカオサンロードであり、僕は前回、そこで暮らしていた。

初めてバンコクに泊まる人にとっては、
カオサンが分かりやすい上に旅行者情報が満載なのでオススメできる。

しかし、実はこのカオサン、安くて質の高い宿が多数ある一方で、中心地へのアクセスがあまりよくないのだ。地下鉄などは近くにないので、移動は全てバスになる。慣れない人にとってかなり分かりずらし。

さらにカオサンは非常に賑やかなので、遊びに行くのはいいが、落ち着かない面もある。また、日本人も沢山いるので親近感ある反面、あまりにも日本人率が高く半分興ざめしてしまう面もある。旅先でぐらいは日本人に会いたくないかなと思う時もあるのだ。


ということで、そんな脱・カオサンな安宿を求める筆者であるが、マレーシアホテル周辺のエリアが利便性も高く安い宿が沢山あるとの情報を聞きつけた。

二回目のバンコク訪問となる今回は、カオサンには頼らず、中心地に近く地下鉄ルンピニー駅も近いマレーシアホテル周辺へ行くことにした。一泊200B(600円) 以下のホテルが多数あるらしい。(ちなみにマレーシアホテル自体は一泊700B~の中級ホテル)

さて、6時間弱のフライトを経て、空港からエアポートリンクという空港→市内への非常に便利で安い電車を使ってMRT:ルンピニー駅へ向かった。

そしてなんと、たった55Bで移動することができた。通常、空港からバスで市内へ行くと100Bぐらいはかかるので、驚きの安さだった。バンコクの市内電車はかなり発達してきたのだねえ。

さてルンピニーに着いて、ガイドブックに書いてある有名な安宿を探すが、意外と土地勘ないので分かり図らい。安宿街は、大通りの裏にあった。荷物を持ったまま、色々ウロウロしてしまう。意外と少し奥にあったので見つけるのにかなり手間取ってしまった。

さて、ちなみにバンコクは暑い。
荷物も重いのでいち早くチェックインしたかった。

なので、目立った場所にあった宿舎に早めにチェックインした。

世界の始まりとハードボイルド-Kenny2

世界の始まりとハードボイルド-Kenny

KENNY GUEST HOUSE


シングルルーム、トイレシャワー共同。
200Bで窓も付いているのでエアコンはもちろんないが悪い条件ではない。それなりの清潔感はあるので、くつろげました。

一階がレストランになっているので、賑やかなので少し落ち着かない部分もありましたが、宿舎の人もいい人で親切だった。


さて、翌日に色々とこのルンピニーエリアをウロウロしてみた。

WifiがフリーのAmazonというカフェがあったり、コンビニ兼スーパーもあるので買い物やお土産&食材調達には全く困らず、屋台も沢山あるので、外食にも困らず、さらにMRTの駅は徒歩10分以内で行けるので、立地的には文句なし!でした。

世界の始まりとハードボイルド-Amazon1

世界の始まりとハードボイルド-Amazon2

このカフェには毎日のように行ってましたw
何しろコーヒーが一杯35B(90円)と激安。

カフェで比較すると、バンコクではスターバックスは無線LANも有料な上にコーヒーは65Bと高額なのであまり行かない方がいいですねえ。こいった現地オリジナルのチェーンや個人店の方がコスト的にも圧倒的にオススメです。

さて、その後、さらに安い安宿を探しに行き、噂のLEE Guest houseを見つけた。

世界の始まりとハードボイルド-Lee3

世界の始まりとハードボイルド-Lee3 1

LEE 3 Guest house


Lee ゲストハウスはこのエリアで息の長い安宿で有名です。人気があるからか、Lee1, Lee3, Lee4とLeeさんのゲストハウスは3つあります。(Lee2があるかは不明)

さて
僕は値段が一番安いっぽいLee3が空室ありだったので宿泊することに。しかし、本当にすばらしいホステルだった。

僕は100B(300円)の驚異的な安さの部屋に泊まった。
150Bでもう一ランク上の部屋があるが、宿舎にいる時間は基本短いので、一番狭くて安い部屋に泊まることにしたのだった。シャワートイレ共同でエアコンはなしだかアットホームな雰囲気で癒される。

オーナーのおばちゃん(おばあちゃん)も親切で、この場所の雰囲気も穏やかで閑静で、時間の流れがゆるやか。こじんまりとして清潔感もある。この宿舎が病みつきになりそうなほどハマってしまった。やっぱり僕はカオサンよりルンピニーエリア派だった。


その後、この宿舎を起点に、色々な場所へ行った。

アユタヤ、ノーンカーイ、ラオスのビエンチェンなどなど。

ラオスへ行っている間は、この宿舎に荷物を預けてもらった。
(※ゲストハウスではこうやって大きな荷物を預けてもらう旅行者が多いです。タダでもよかったぽいが、僕はありがたいので、お礼に20Bあげたりチップをあげました。)

そうしてバックパック一つで、ラオスへ行って、二日後に帰って来たり。

宿舎にはラオス人が泊まっていて、詳しく教えてもらったり、
韓国人、アメリカのシアトルかた来た人もいた。

そして、最後に宿舎を経つ日に写真を撮った。

世界の始まりとハードボイルド-最後の写真

素晴らしい宿舎、人たちだったなあ。

ちなみに、左がオーナー?のおばちゃんです。めちゃくちゃいい人。

最後の日は天気も快晴で、いやホントにいい思い出ですね。
ボブマーリーのTシャツを買って着ていたのが懐かしい。

ああ、こんなの書いてたらまた行きたくなってきたなあ。

次もバンコクの安宿はLEE3へ行こうかな。




_追記

裏ブログでも無料記事書いてみました↓
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2011年05月13日(金) 18時13分43秒

アラブ人詐欺の話 +カフェでの出会い

テーマ: ∟旅人・旅行記
5月頭まで行っていた、「タイランドから至る旅」の一説です。


・・・・・・・

5月になったその瞬間も、僕はタイランドにいた。
確か先月の4月を迎えたのも、タイランド。

なんてこった、二ヶ月連続で月越しを東南アジアのタイで迎えるか。


さて、そんな変な生活を送っているので、タイ、特にバンコクの土地勘はかなり付いてきた。セントラル周辺は電車の乗り方を含めてかなり熟練してきた。お気に入り、行きつけのカフェの1つや2つはできるようになるものだ。

そして5月に入ってからもバンコクに滞在していた僕は、中心地にあるお気に入りのカフェに行った。

世界の始まりとハードボイルド-タウントム

世界の始まりとハードボイルド

ネットも電源も使えるTOWNTOMS COFFEEという非常に快適なカフェだ。

何気にバンコクのセントラルに行ったら便利な場所にあるので毎回行っている。プラトゥーナム市場の向かい側にあるショッピングセンターの一階にある店だ。隣にはマクドナルドもある。そのさらに隣にはスターバックスもある。なかなか賑やかな通り沿い。

さて、海外にいるとモバイルルーターなどはないので、多くても一日に2~3回しかネットに繋がる機会はない。無線LAN、Wifiに繋がる機会は異国では少ないのだ。逆に情報が遮断されるのでいいとも言えるが。

ということで、僕はWifiが使える貴重なそのカフェに居座っていたのだ。

一時間ぐらい滞在していると、
突然店に入ってきたアラブ人が声をかけてきた。

「スイマセン、この辺にある電子街ビル知りませんか?」(英語)

ん?電子街?ああ、そういえば巨大なビルが近くにあったなー。

「僕は現地人でないので詳しくは分からないが、近くにあった気がしますよ」と言った。もちろん英語である。彼もそれなりに英語ができる人だった。

すると彼は、
「アレ?あなたタイの現地人じゃないの?どこから来たの?」

と言われた。
何?なんだか話を摩り替えて来たな。
しかしこの色白で細身の俺がタイ人に見えるかい?
大抵の外人から日本人と言われる。たまに韓国人とも言われる。タイ人に見えるはずがないので、少し違和感があったが、アラブ人には違いが分からないのかな?彼はアラブ人であるのでもちろん真っ黒である。日本人とタイ人の違いが分からないのかもしれない。

そんな謎は置いといて、「僕は日本人だよ」と言った。

すると彼は、
「エ?あなた日本人なの?僕はアラブ(のどこかの国)から来たんだよ、ほら、これ見て、僕の国のお札。」そう言って彼は自分の国のお札を見せてくれた。アラブの知識はまったくないので、正直、どこの国かよく分からなかったが、ラディン氏を思い出すようなそんな風格の人がお札に乗っていた。

そして、彼は勢いよく話し続ける。

「いやあ、実は僕、日本のお金を見たことないんだよねー。もしよかったら、日本の一万円を見せてくれないかい?」

うん、なんだこの野郎?
お前の国の金を見せろ、という超怪しいリクエストをしてきた。

変だと思った。

がしかし、日本でもそうだが現金をほとんど持ち歩かず電子マネーやクレジットカード中心の生活を送る僕は、海外旅行でも現金はほとんど持ってこない。クレジットでキャッシングできるので、わざわざ日本円を沢山もってこない。持ってきても持ち歩かない。

そんな習慣なので、僕の財布には1000円札しか入ってなかった。

「ごめんよ、一万円もってないや、1000円ならあるよ」
と言って、そのアラブ人に見せた。

するとちょっと残念そうだった。しかし1000円でもいいから手にとって見たいと言い出した。僕は別にそのぐらい問題ないだろと思って渡した。

彼は何やら興味深くお札を眺めて、匂いを嗅いだりもしていた。

なんだこいつ。
ますます胡散臭いアラブ人である。


そうして、彼は日本のお札を眺めて満足していったようで、お札を返して「ありがとう」と言ってカフェを出て行った。

「あれ?ちょっと、あんた電子街行くんでしょ?思い出したよ、あっちの方に確かあったよ」と、僕は彼に親切にも言ってあげた。

「ああ、そうだね、電子街はもう分かったよ」
と言ってアラブ男は足早に去って行ったのだった。

うーむ、やはり変である。

彼が僕のことを最初にタイ人だと思ってたと言ったこともそうだ。
最後は、最初に聞いてきた電子街の場所はもう分かったと言っていた。

彼は最初から電子街の場所を知っていたんじゃないか。
単なる話のネタとして質問してきたのではないかな。

実は、僕は以前、4月にタイのスワンブーナム空港でも、怪しいアラブ人から声をかけられた。そのアラブ人は何故か日本円の500円玉を大量に持っていた。50枚以上は持っていたような気がする。

「ソーリー、あなた日本人?実は僕たち今500円玉しかなくて、お札がないと換金できなくて困っているいるんだ。日本のお札と交換してくれないかい?」

僕はそのときは何の疑問もなく1000円札と交換してしまった。
その時も案の定、現金をほぼ持ってなかったので2000円しか交換しなかった。

しかし、何やら変だとも思ったので、手持ちの日本円を全て交換しなかった。

そもそも、なぜ彼らが異国の500円を大量に持っていたのか?
それを交換する前に質問すればよかったが、その疑問を抱いた時、すでにアラブ人の姿は見当たらなかった。

僕は不安になった。もしかするとこの500円は偽五百円玉なんじゃないかと疑った。
(幸いなことに、帰国後ちゃんと使えましたが)


しかし後々調べてみると、
アラブ系の人々がよくやる両替詐欺があるらしい。

500玉詐欺も事例としてネットに載っていた。
どうやら500円と他の通貨を交換してレートをごまかしてお金を抜くという詐欺らしい。


ということを思い出して、
さっきのカフェのアラブ人も怪しいなと思い始めた。


「アナタ、気を付けた方がいいわよ」

そんなことを考えていたら、ふと後ろから声をかけられた。

隣の席に座っている東南アジア系な女性客だった。年齢は20代半ばぐらいか。比較的若々ししく、明るく元気な感じの女性である。英語がなかなか上手だった。

「カフェの中でも詐欺みたいなことをやる人がいるから、声かけられても不用意に相手にしない方がいわよ。Be careful!」と。

おお、なんていい人なのだろう。
そんなこんな面白い展開なので色々と話をしてみた。

彼女はアリアナさんと言って、インドネシアで働いているが仕事でタイのパタヤに今は住んでいるらしい。今日は休日なのでバンコクに遊びに来たと言っていた。

色々話してみると、外資系広告代理店に勤務するエリートキャリアウーマンであることが判明した。アメリカのオグルヴィという広告代理店で働いていて、僕が日本人だと言うと、「デンツウ、ハクホウドウ、あとアサヒAgencyも知っているわ。インドネシアでは日本の広告代理店の現地法人が沢山あるのよ」と、色々とインドネシアと日本の広告代理店の話で盛り上がってしまった。

日本とインドネシアか。なかなか興味深いが、地味にタイ以上に大きいマーケットかもしれない。日本の工場も沢山あるようだし、首都ジャカルタぐらいには一度行ってみたいなと思った。

しかし、インドネシアで外資就職している彼女は、現地ではかなりエリートなのだろうなと感じた。教養が深いし、人間的にもスマートである。国が違っても、教養の深さや人間的魅力と言うのは普遍なんだなとも思った。

その後、僕たちはFaceBookのフレンドになった。

ちゃんちゃん。終。



しかし、カフェで隣の人とでも気軽に陽気に話せるって素敵だなと思った。あやうく詐欺に巻き込まれそうになったわけだが、思わぬ形で人と繋がれるのが、この地域の面白い点ですね。



さて、その後、ネットで調べてみましたが、
どうやら一万円を抜く手品のようなアラブ人の詐欺が流行っているらしい。

一万円を見せてといって、マジックのようにお札を抜いたりする。
やられた本人も気付かないような巧妙な詐欺があるらしいのです。

旅行者の皆さん、要注意ですね。
一番重要なのは財布に全部入れておかないことでしょうか。
スーツケースに分散させるなどした方が安全でしょうね。


円高ということもあり、日本円の価値は世界的にもブランドになっているみたいです。よく考えると、一万円は世界的にも価値の高い札なのかもしれない。円高の今で考えると、100ドル札よりも価値があるわけだ。

一万円を超える通貨は、2011年5月現在では、

1000香港ドル札、
ユーロ100札、
シンガポールドル1000&10000札


ぐらいなもんかもしれない。

タイの最高通貨1000バーツの三倍以上の価値が、一万円にはある。

世界中で狙われている一万円か。

旅行する時は要注意ですね。



_追記

裏の有料ブログを日刊で書いて、こっちも書くという作業を毎日できるほど僕は有能ではないな…、と痛感。がしかし、ネタが停滞しているので、こちらの表ブログも書かないといかんですね。。

何か分からないんだが、前回の旅をまとめるまでは、次なる旅に出てはいけない、という変な使命感を感じている。

何分、現地で書いたネタも書き溜めているので、再び旅行に行くまではチクチク書いていきますよー。愛器のPCも速度が5倍になったはずなので 笑

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