デビュー②
初めは流されたストリップデビューの話。
懲りずに再び言った。
ロック 東洋 現在私の所属事務所
どこがいいんだ?聞かれても
ストリップ=加藤茶
の私には、区別もつかないしわからない。
そんな最中、
TSに出演予定のある事務所の先輩が
急に辞める事になって、出ることになった。
マネージャーとTSに行って、初めて見るストリップ
驚いた。
綺麗なお姐さんが、かろやかに踊る姿に
加藤茶のイメージが、音を立てて崩れた
素敵~♪
楽しいと話していた意味が、少しわかった気がした
その直後
セーラー服着た人が出てきて、なんだか過激な・・・
驚いた。
あれ?
直視出来ず途中で出てしまった。
一気に不安が募る。
あんなにかろやかに踊れないけど
過激なのも出来ない。・・困った。
自分から言った以上ひけない
もう逃げられない
1997年6月9日レッスン初日
気が重くなりながらレッスン場に向かった。
振付に入って「ほっ」
途中衣装屋さんが来て、好きなものを選ばせて貰える
順調に進むレッスン。
記憶力が良い方なのか、サクサク進んだ
レッスン二日目は、一瞬で終了。
先生と二人、野球中継見ながら雑談
終演後のステージレッスンまで一旦帰宅する事に
ステージレッスンの為、TSに向かうと
テケツ横の階段にいた方にサインを求められる
そのまま翌日の為に並んでいた
今では考えられないが、そんな時代だった。
ステージレッスンもあっという間に終了した。
取り立てて緊張もなく、時が過ぎ初日を迎える事になった。