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そんな日記

2011-05-04

上には上が

 人として嘘つきよりも印象の悪いものはないと思っていたんですが、嘘つきがあまりにひどくなると、違うものに見えることがわかりました。

 妄想癖、です。

 嘘をつきすぎると、嘘をついた本人は現実からどんどん離れて行ってしまうので、外から見るとその人が何かの妄想に取りつかれているようにしか見えなくなる、という現象がおこります。

 おそらく嘘のうまい人というのは、そのあたりをうまくコントロールしているのでしょうね。

 しかし、手当たり次第に嘘をついているような人は、自分の都合だけで無秩序に嘘をついてしまうので、どんどん言ってることが非現実的になっていきます。

 事前についた嘘をベースにまた嘘を重ねるわけなので、もう普通の人にはついていけないレベルの嘘になっちゃうわけです。

 そうなると、それは「その人だけの妄想」として周りからは処理されるようになります。

 具体的には、完全な無視に加えた、遠巻きの監視、です。


 妄想に取りつかれている人というのは、周囲の人間からすると、本当に不可解なので、その不可解さからの警戒心が生まれます。

 ただの嘘つきは無視をしておけばいいわけですが、妄想となると話が違ってくるわけです。嘘つきは自分が嘘つきだとたいていの場合は認識できるのですが、妄想にとりつかれた人は、妄想と現実の区別がつきません。

 そのあたり、普通に考えればちょっと危ないですよね。


 嘘つきよりも上(?)があるものだなと、そんなふうに思いました。

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