現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 国際
  4. 北米
  5. 記事

東芝新型原子炉に「技術的問題」 米原子力規制委

2011年5月22日1時13分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 米原子力規制委員会(NRC)は20日、改良型加圧水型炉(APWR)AP1000の原子炉建屋や事故時の格納容器の最大圧力について技術的問題が見つかったとして、開発元である東芝傘下の米ウェスチングハウスに設計の妥当性の説明を求めたと発表した。

 NRCは今夏にもAP1000を型式認定する見通しだったが、大幅に遅れる見通しとなった。

 AP1000は、福島第一原子力発電所で起きたような電源喪失時でも、原子炉建屋の上部のタンクにためた水で炉心冷却ができる安全設計などが特徴。中国で建設が始まっており、米ジョージア州でも建設が決まっている。(ワシントン=勝田敏彦)

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

ペルー大統領選でフジモリ元大統領の長女が決選投票に駒を進めた。ケイコ氏の野望とは?

米同時多発テロから10年。最新の科学技術の導入で様変わりした米国の戦争とテロ対策の現状を追う。

被災地に駆け付けた米軍は「日本有事」への大規模即応作戦の一端を周辺国に見せ付けた。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介
  • 中国特集