80年代から90年代にかけてのWWF(現WWE)の全米制覇に大きく貢献した“マッチョマン”ランディ・サベージさんが20日(日本時間21日)、米フロリダ州で自動車事故を起こし、搬送された病院で死去した。58歳だった。
サベージさんは父アンジェロ・ポッフォ、弟ラニー・ポッフォもプロレスラーというプロレス一家の出身。大リーガーを目指したが断念し、プロレス入りした。
85年、妻でもあった美女マネジャーのエリザベスを従えてWWF参戦。リングネーム通りの野性的な風ぼう、ニックネーム通りの筋肉美、ド派手なファッションで人気を博し、86年にWWF世界ヘビー級王座を獲得するなどハルク・ホーガンに次ぐスーパースターとして活躍した。
90年4月13日に全日本、新日本、WWFが東京ドームで共催した日米レスリング・サミットでは天龍源一郎と歴史的な名勝負を演じ、その後もSWSや、新日本に参戦。また、02年にハリウッド映画「スパイダーマン」に出演するなど、芸能界でも活躍していた。
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