菅首相の無意味パフォーマンスに呆れる
サクランボ農家の苦悩を本当に理解しているのか?
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日中韓首脳、そろって福島県産サクランボを試食
菅首相は21日、日中韓首脳会談のため来日した中国の温家宝首相、韓国の李明博(イミョンバク)大統領 とともに、東京電力福島第一原子力発電所事故を受けて周辺住民らが避難している福島市のあづま総合体育館を訪問した。
震災後、外国首脳が福島県を訪れるのは初めて。3首脳は福島県産のサクランボなどを試食後、避難所内を約20分間回った。温首相はパンダのぬいぐるみを子供たちにプレゼント。李大統領は、韓国の子供が日本語で「応援しているよ」と書いたうちわを贈って激励した。
▼YOMIURI ONLINE(読売新聞) [2011年5月22日01時41分]
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110522-OYT1T00120.htm
先ず、何で日中韓の首脳が揃って福島県入りをしたかということですが、これは菅直人首相がこの日中韓首脳会議を先に福島で開催したいと呼びかけていたからです。風評被害を少しでも和らげる狙いから打診したと明らかにされています。
これに対して支那・中国は反対しました。下記のように報道されていました。
中国側は「原発事故は収拾しておらず、温家宝首相にそこまでのリスクは負わせられない」と難色を示している。
しかし、この難色を示したというのは穏やかな表現で、実は外交常識では考えられないと猛烈に抗議されていたことが後で外務省関係者より明らかになっていた。政府は慌てて支那に内々で謝罪したようです。
この日本側の醜態を逆手に取ったのが外交手腕では日本より長けている支那であったことは言うまでもありません。菅直人首相の顔を立てる形で福島入りをしました。勿論この福島入りは日本側に取っては高くつくことは明らかです。
本当に菅直人という人物はアホとしか言いようがありません。こんな笑顔でサクランボを食べている時ではないのに、この男は本当にパフォーマンスしかないとつくづく思いました。
実はこのサクランボですが、露地モノはまだ収穫期には入っていません。まだようやく豆粒大の実をつけたばかりです。これはハウスものであり、ハウスものは雨にも当たらないので、全くと言って良いほどに安全でしょう。
しかし、露地モノはどうなのでしょう?福島は果物の産地です。サクランボから始って、桃、ブドウ、梨、リンゴと続きます。現在農家はその果実の栽培で大変不安を抱えながらも手入れをしている毎日です。
私はJA(農協)に頼らない『原発災害被害者の会』を結成し、毎日そのような被害者と会っています。昨日は床屋さんのご主人とあいました。何故床屋さんと不思議に思われるかもしれませんが、店の前で野菜や果物をご近所の方に販売していたからです。
例年なら、こごみ、たらの芽、ふき、ぜんまい、新たけのこなどで賑わう店も全く客足が遠ざかったと聞きました。そこで例年ならサクランボ狩りで賑わうフルーツライン沿いの観光農園がピンチに立たされていることを伺いました。
毎年4000人ほどの観光客が来るのに、今年は旅行代理店から全てキャンセルされ、一人も連れて行けないと連絡が入ったそうです。その観光園の経営者は途方にくれていると聞かされました。
菅首相は少しでも風評被害を和らげるなどと言うおつもりで、このようなパフォーマンスをしていますが、今やるべきことはそんなものではないはずです。先ずは豆粒の大きさに今成長しているサクランボを調査すべきです。
先に土壌調査したときには稲作を行なえると農水省が規定した暫定基準値を上回る農園は福島にはありませんでした。しかし、果実にどれだけセシウムが吸い上げられるかのデーターは存在していないという説明でもありました。
葉の部分にはどれだけ現在あるのか?そして今後実の部分はどうなのか?
それらのことを早急に調べ上げて対策を講じるべきです。早め早めにデーターを取って、それを公表していく事が、不安を和らげることになると思います。
中国や韓国の首脳と仲良く、ハウス栽培のサクランボを食べてみても、生産者は誰一人として安心など出来ないのが現状だと思います。
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