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【プロ野球】

虎3戦連続完封負け 10年ぶり屈辱

2011年5月22日 紙面から

◆ソフトバンク7−0阪神

 大胆に入れ替えた打線も機能しなかった。杉内の前に沈黙し、連続イニング無得点は32へと更新。3試合連続の完封負けは、『暗黒時代』とも言われた野村政権下の01年4月13〜15日(いずれも中日戦)以来となる10年ぶりの屈辱だった。

 真弓監督は「取れんな、点が」とぼやいた後、思わず舌打ちしたほどのお寒い結果だった。杉内対策として金本、ブラゼル、鳥谷を外し、右打者の関本、新井良、さらには走塁と守備に期待をかけて柴田をプロ初のスタメンに抜てきしたが…。

 3回には新井良、柴田の安打などで、2死満塁と杉内を攻め立てもした。だが、それ以外は走者を出すことに四苦八苦。重量打線を軽量化したことで足を絡めたかったが、指揮官が「(塁に)出ないとな」と嘆いたようにそれもかなわなかった。「やることをやっていくしかない」(マートン)が、トンネルの出口はなかなか見えない。

 3連敗で借金は今季最多の5に。ただ、22日の西武戦からは大観衆の待つ本拠地へと場所を移す。しかも昨シーズン着用し、かつてのダイナマイト打線をほうふつさせる猛打を誇った黒いユニホームに再び袖を通す。現状は黒星まみれの虎が、“黒虎”になり、よみがえることを期待するしかない。 (島田明)

 

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