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 弔問を終え沈痛な面持ちで引き揚げる反町隆史と松嶋菜々子(右後方)

 弔問を終え沈痛な面持ちで引き揚げる反町隆史と松嶋菜々子(右後方)

(5/21)

 今月16日に胃がんのため、77歳でなくなった俳優の児玉清(本名・北川清)さんの通夜が20日、東京・文京区の護国寺桂昌殿でしめやかに営まれ、関係者ら約900人が参列した。ドラマでそれぞれ共演した俳優の反町隆史(37)、女優の松嶋菜々子(37)夫妻も、公では01年の結婚会見以来となるツーショットでお別れに訪れ、沈痛な表情を見せた。法名は修讀院釋清優(しゅうとくいんしゃくしょうゆう)。葬儀・告別式は21日午前11時30分から同所で行われる。

  ◇  ◇

 お世話になった心優しい先輩とのお別れに、めったに見せないツーショットで参列した。

 反町と松嶋は、通夜が始まった10分後に、関係者が運転する乗用車で到着した。反町は黒いスーツに黒いネクタイ、数歩後ろを歩く松嶋はワンピースの喪服姿だった。

 2人は終始伏し目がちで報道陣の前を通過。式場では、沈痛な表情で、児玉さんの遺影に向かい、めい福を祈ったという。その後再び、関係者の車に乗り込み、コメントを残すことなく会場を去った。松嶋の目は涙で潤んでいた。

 反町は07年に放送されたフジテレビ系ドラマ「ドリーム☆アゲイン」で、松嶋は03年の「美女か野獣」でそれぞれ児玉さんと共演した。いぶし銀の演技で、主演の自身を支えてくれた名優への感謝を告げるため、プライベートな姿を極力シークレットにする2人が、01年2月の結婚会見以来となるツーショットを披露することもいとわなかった。

 児玉さんの通夜には2人以外にも、多くの共演した芸能人が訪れた。仲間たちを見つめる柔和な笑顔の遺影は「ドリーム‐」での取材で撮影されたカットが使用された。同作で児玉さんが演じたのは“天国への案内人”だった。祭壇は白と黄色の花がシンプルに飾られ、つつましやかな児玉さんらしいものだった。

 法名は修讀院釋清優。本を読んで習得した清らかで優しい人を意味。棺にも、愛読した本などが収められる予定という。

(デイリースポーツ提供)

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