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【滋賀】

「安全な野菜です」 福島産品、守山で販売

2011年5月21日

福島県の特産品を販売する「こころや」の鈴木寛所長(左)=守山市の市駅前総合案内所で

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 福島県泉崎村で野菜直売を手掛ける精神障害者の就労支援施設「こころや」の協力による、特産品販売会「絆(きずな)フェア」が20日、守山市の市駅前総合案内所で始まった。「こころや」の鈴木寛所長(43)は「これを機に野菜の安全性を知ってもらい、きずなが広がれば」と話している。6月12日まで。

 泉崎村出身で、守山商工会議所の嘱託職員久保木恵理さん(25)が、震災被害に加え、原発事故の影響で風評被害の広がる福島県の生産者を応援しようと、地元でよく利用した「こころや」の鈴木所長に相談し、実現した。泉崎村やその近隣で作られたトマトやブロッコリー、白桃ジャム、手作りギョーザ、みそ漬けなど19品が並んでいる。

 鈴木所長は「野菜の安全性を訴えるのは直売をする私たちの役目。農家の人もフェアを喜んでいる」と話し、「甘いトマトです。おいしいですよ」とアピールしていた。

 トマトを買った守山市の松田志津代さん(33)は「被災地の支援に協力したいと思った。特産品を買えるのはうれしいし、販売されているのは安全だと思う」と笑顔で話した。 (猪飼なつみ)

 

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