現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 政治
  4. 国政
  5. 記事

班目委員長「私は言っていない」 再臨界の危険性発言

2011年5月22日3時0分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 班目春樹・原子力安全委員長は21日夜、朝日新聞の取材に対し、政府・東電統合対策室の会見について「再臨界の危険性があるなどと私は言っていない。侮辱と思っている」と反論した。

 会見で配布された海水注入をめぐる事実関係の発表文には、「原子力安全委員長から、『再臨界の危険性がある』との意見が出された」などと記されていたが、班目委員長は「発表文は東電と官邸と保安院が作ったもの。原子力安全委員会として抗議する」と話した。

 会見には安全委事務局の加藤重治内閣府審議官も同席していたが、班目委員長の発言は否定していなかった。

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

経営は先行き不透明。東電を「超楽観的」な工程表が想定しない波乱が待ち受けている。

激震と大津波はローカル鉄道も切り裂いた。そのとき何が。風光明媚な観光路線は復興できる?

原発危機を招いた原因は、「原子力村」の存在だ。ズバリ言う、「A級戦犯」の正体は……。


    朝日新聞購読のご案内
    新聞購読のご案内 事業・サービス紹介