福島第1原発:「一定程度溶融裏付け」プルトニウムで長官

2011年3月29日 11時28分 更新:3月29日 11時43分

枝野幸男官房長官
枝野幸男官房長官

 枝野幸男官房長官は29日午前の記者会見で、福島第1原発の敷地内の土壌からプルトニウムが検出されたことについて「核燃料に由来すると思われる濃度比率のものが報告されているので、燃料棒から出ている可能性が高いのはほぼ間違いない。燃料棒が一定程度溶融したと思われることを裏付けるものだ」と述べ、核燃料や格納容器が損傷している可能性があるとの認識を示した。

 枝野氏は「大変深刻な事態だが、それによる周辺部への影響をいかに阻止し、収束させるかに全力を挙げている」と述べた。【影山哲也】

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