首相、溶融の判明遅れ陳謝 今国会で追加補正も

2011年5月20日 21時55分このエントリーを含むはてなブックマークLivedoorクリップに投稿deliciousに投稿Yahoo!ブックマークに登録
(17時間32分前に更新)

 菅直人首相は20日の参院予算委員会で、東日本大震災の復旧に向けた2011年度追加補正予算案について「緊急に必要なら、国会を開く中で進めたい」と述べ、今国会提出も含め検討する考えを示した。政府、与党は本格的な復興に向けた11年度第2次補正予算案を8月以降に提出する方針。首相発言は、その前に復旧のために不足する事業があれば追加で緊急に対応する可能性を示したものだ。

 東京電力福島第1原発1号機が大震災翌日にメルトダウン(全炉心溶融)していたのに判明が約2カ月後と遅れたことには「国民に言った内容が根本的に違っていた。東電の推測の間違いに政府が対応できず、大変申し訳ない」と陳謝。東北地方の高速道路無料化に触れ「大変有効な手だてと考えている。積極的に取り組んでいきたい」と強調した。(共同通信)

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