「交流戦、オリックス3-2広島」(20日、京セラ)
笑いが生んだ連勝劇だ。岡田オリックスが開幕31試合目にして今季初の2連勝。もちろん、連勝は12球団で最遅だが。
六回までは拙攻のオンパレード。毎回得点圏に走者を送りながら、残塁の山。ようやく、1点を追う七回1死満塁。T‐岡田の放った飛球は遊撃後方にポトリと落ちた。高く跳ねたワンバウンドを左翼手が後ろにそらし、結果は幸運な、走者一掃の逆転適時二塁打。これが決勝打となった。
試合前から初の連勝を暗示する吉兆があった。敵将の野村監督が指名打者は偵察要員に使えない、つまり、第1打席では代打を出せないルールを失念。7番DHに投手の今村を入れていた。
メンバー交換後、一塁ベンチへ戻りかけてきびすを返した岡田監督は得意満面のどや顔で審判団と野村監督に“ミス”を通告。その後、ベンチへ戻って来ると、鬼の首を取ったように、そして野球少年のような笑みを浮かべて勝ち誇っていた。
「これ、DHに今村入っとるけど、(1打席目に)代打は出されへんのやで。(最低1打席は)そのまま打たなあかんよって言うたったわ」
勝ったからこそ意味を持つ試合前のドラマ。ただし、苦しい展開だったのも事実。逆に試合後、指揮官は少年の笑みを封印。初の2連勝について「そんなん、お前、今ごろ言うてもしゃあないやんか」。苦笑いで喜びを自制し、意識して渋面をつくり、気を引き締めた。
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