韓国大統領 宮城の被災地訪問
K10030272011_1105211227_1105211228
NHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

韓国大統領 宮城の被災地訪問

5月21日 12時18分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

21日から開かれる日中韓3か国の首脳会議を前に、中国と韓国の両首脳は東日本大震災の被災地を視察するため相次いで仙台の空港に到着しました。このうち、韓国のイ・ミョンバク大統領は宮城県名取市の被災地を訪れ、震災からの復興に向け韓国政府として協力していく考えを示しました。

2日間の日程で行われる日中韓3か国の首脳会議を前に、イ・ミョンバク大統領は、21日午前10時半、ソウルから専用機で仙台空港に到着し、宮城県の村井知事らの出迎えを受けました。大統領は津波で壊滅的な被害を受けた名取市の閖上地区を訪れ、名取市の佐々木市長らから被害の状況について説明を受けたあと、がれきが広がる道路沿いに花を手向け、犠牲者に黙とうをささげました。そして、イ・ミョンバク大統領は記者団に対し、「多くの子どもたちが衝撃を受けたと聞いているので励ましたい。日本が震災から早期に復興することを望んでいる」と述べ、震災からの復興に向け、韓国政府として協力していく考えを示しました。一方、中国の温家宝首相も仙台空港に到着し、宮城県内の被災地を訪問することになっています。そして、両首脳は福島市へ移動し、これに合わせて菅総理大臣も福島市を訪れて、日中韓3か国の首脳がそろって被災者を激励することにしています。