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ソニー会長 信頼回復は可能

5月18日 7時41分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

ソニーのストリンガー会長兼社長は、ゲーム機などのオンラインサービスを利用する1億人分を超える個人情報が流出した問題について記者会見し、サービスを再開できたことで、利用者からの信頼は取り戻せるという認識を示しました。

ソニーのストリンガー会長兼社長は、ゲーム機「プレイステーション」などのオンラインサービスを利用する1億人分を超える個人情報が流出した問題について、初めてとなる記者会見をニューヨークで開きました。この中でストリンガー会長兼社長は「利用者は情報流出よりもゲームのサービスが停止したことに怒った。サービスを再開したのでブランド力へのダメージはそれほど大きくなく、信頼は取り戻せる」と述べ、サービスの再開を通じて利用者の信頼を取り戻せるという認識を示しました。また、今回の問題を巡る情報の開示が遅れたという批判が出ていることについて「問題が発覚してから1週間で公表できたのは、ほかの企業と比べても十分早かった」と反論しました。ストリンガー会長兼社長はサービスの中断や安全強化策にかかった費用については来週の決算発表の場で説明するとしましたが、具体的な金額については精査中だとして言及しませんでした。