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【静岡】茶葉調査「県全域で安全確認」 袋井、森も規制値以下2011年5月17日 神奈川県産の茶葉から国の暫定規制値を超える放射性物質が検出されたのを受け、緊急調査を実施していた静岡県は16日、新たに袋井市と森町の茶葉から微量の放射性セシウムが検出されたが、暫定規制値を下回ったと発表した。これで県内17市町、18地区の調査が完了し、県茶業農産課は「県内一通りの産地の安全性を確認した」として、緊急調査を終了した。 放射性セシウムの1キロ当たりの検出量は、袋井市の生葉が22ベクレル、森町が73ベクレル、袋井市の飲用茶が1・6ベクレル、森町が3・4ベクレル。いずれも国の暫定規制値(生葉500ベクレル、飲用茶200ベクレル)に比べ、最大でも生葉で約7分の1、飲用茶で約59分の1だった。 小山町、御前崎市については生葉のデータだけを先に公表していたことから、県は16日、小山町の飲用茶から放射性セシウムが1キロ当たり12・0ベクレル、御前崎市は3・0ベクレル検出されたと公表した。 今回の緊急調査とは別に、県危機管理部が文部科学省の委託を受け、伊豆、牧之原、御前崎、磐田市で放射能調査を実施しており、この結果は18日以降に公表する。 PR情報
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