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6・6“復帰戦”へ具志堅氏気合

 師弟対決を前に拳を合わせる具志堅用高氏(左)と菊池奈々子=東京・白井具志堅スポーツジム
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 師弟対決を前に拳を合わせる具志堅用高氏(左)と菊池奈々子=東京・白井具志堅スポーツジム

 「デイリー後援・ボクシング」(6月6日、後楽園ホール)

 ボクシング元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏(55)=デイリースポーツ評論家=は6月6日、後楽園ホールでの主催興行『ザ・カンムリワシ・ファイトvol38〜東日本大震災チャリティーマッチ〜』(デイリースポーツ後援)で16年ぶりに“復帰”。元女子世界王者・菊地奈々子(36)の引退セレモニーで2分2ラウンドのエキシビションマッチで対戦する。

 具志堅氏は17日、「パンチをもらわないようにしないと。彼女はスピードがあるから、懐に入られると怖いよ」と本格始動。軽快なフットワークでサンドバッグを3分間、休みなくたたき続け、「どう、スタミナあるでしょ」と周囲をうならせた。

 前回の95年、阪神・淡路大震災のチャリティー興行では渡嘉敷勝男氏とのスパーリングでアキレス腱を断裂。具志堅氏は「あの時はウオーミングアップしてなかった。今回はしっかり調整して臨む。2キロ減量して54キロにします。お客さんがいるからには、いいスパーをしたい」と誓った。

 一方の菊地は「偉大なボクサー。私の希望を受けていただいて光栄です。戦う以上は『打倒・具志堅』で挑みます」と“恩返し”を約束した。

(2011年5月17日)

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