2011年5月18日12時15分
参院は18日の本会議で、憲法改正原案を審議する参院憲法審査会の運営手続きを定めた規程を、民主、自民、公明、みんな、国民新、たちあがれ日本、新党改革の各党の賛成多数で可決した。共産、社民両党は反対した。
民主党の相原久美子、有田芳生、大河原雅子、今野東、田城郁の5氏は採決を棄権した。相原氏は朝日新聞の取材に「(自公政権下で)国民投票法ができて以来、忸怩(じくじ)たる思いがあった」と述べた。
審査会は2007年の国民投票法成立を受け衆参両院に設置された。衆院では09年に規程が制定されており、衆参両院で審査会の運営ルールが整った。