大村で放射性物質を検出 「健康に影響ない」と県
県は18日、大村市の県環境保健研究センターで4月1日からの1カ月間に採取した雨やちりなどの降下物から、福島第1原発事故の影響とみられる微量の放射性物質を検出したと発表した。
県環境政策課によると、調査ではヨウ素131が1平方メートル当たり2・1ベクレル、セシウム134が同1・2ベクレル、セシウム137が同1・1ベクレル検出された。前回(3月1〜31日)に比べ、ヨウ素131の検出は減少、セシウム134とセシウム137は増加した。
検出した放射線量は、自然界から1年間に受ける放射線量の約5千分の1と極めて低い値で、同課は、健康への影響はないとしている。
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