14年までの普天間移設撤回 政府、期限設けず(5/20 17:37)


 日米両政府は20日、6月下旬に開催予定の外務、防衛担当閣僚の日米安全保障協議委員会(2プラス2)で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を2014年までに移設するとした期限を正式に撤回する方針を固めた。新たな期限は定めず「できるだけ早期に」などの表現で調整している。
 移設先は同県名護市辺野古で変更しない。代替施設の形状を滑走路2本のV字形と決定。在沖縄米海兵隊の米領グアムへの移転を普天間問題の進展と連動させた米軍再編の骨格は維持する。だが沖縄県側は県外移設を要求しており、普天間飛行場の固定化は不可避だ。


 米軍普天間飛行場=2009年12月、沖縄県宜野湾市

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