【社会】福島のヤマメから基準値超 ワカメや貝からも2011年5月19日 23時33分 福島県は19日、県内で採取したヤマメやワカメ、ムラサキイガイから食品衛生法の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムを検出したと発表した。いずれも基準値を超える検出は初めて。 このほか、ワカサギやシラス(カタクチイワシ)でも基準値を超えた。 福島県によると、伊達市の阿武隈川支流で17日に取ったヤマメから990ベクレルを検出。県は漁協を通じ、釣り人らに対し、同市内の阿武隈川本流、支流でのヤマメ釣りを当面の間、自粛するよう要請した。今後、周辺の河川でも調査を続ける。 このほか、北塩原村の湖のワカサギから780ベクレル、いわき市沖のワカメから1200ベクレル、ムラサキイガイから650ベクレル、シラスから640ベクレルを検出。いずれも漁期でないことや周辺で漁をしていないことから、市場には出回ってないという。 (共同)
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