苅田町立苅田小(山田雅明校長、543人)の生徒会美化委員の5、6年生15人が18日、校内のプールにEM菌(有用微生物群)500リットルを投入した。EM菌を培養し、活用を進める町民グループ「かんだ環境会議」が提供した。
同会議によると、EM菌には、プール内のヘドロの発生を抑え、壁面や床にこびり付いた汚れを分解する働きがある。6月上旬にプールを清掃し、古い水を抜く際、ブラシでこするだけで汚れが落ちるという。
美化委員長の袈裟丸勇紀君(6年)は「カビなどが落ちてプールがきれいになると学びました。今年は3キロ泳げるようになりたい」と、6月のプール開きが待ち遠しい様子だった。【降旗英峰】
〔京築版〕
毎日新聞 2011年5月20日 地方版