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7浄水場汚泥からセシウムなど検出

2011年05月20日

 県などは19日、県内の浄水場の汚泥からセシウムなどの放射性物質を検出したと発表した。河川の水などを処理中に発生する汚泥には安全性の基準はない。ただ、処理後の水道水からは3月25日から検出しておらず、県などは「安心して飲用できる」としている。

 汚泥から放射性物質を検出したのは7カ所の浄水場で、県の寒川(寒川町)と谷ケ原(相模原市緑区)。県内広域水道企業団の西長沢(川崎市宮前区)、相模原(相模原市南区)、伊勢原(伊勢原市)、綾瀬(綾瀬市)。横浜市の西谷浄水場(同市保土ケ谷区)。

 汚泥は5月2〜17日に採取。最も高かったのは寒川で乾燥処理済みの汚泥1キロから検出した3580ベクレルのセシウム。相模原、伊勢原、綾瀬も千ベクレルを超えた。

 県と横浜市は、汚泥のセメント会社への出荷を自粛し、国の判断を待つ方針。同企業団は安全と判断し、園芸向けの土に加工する会社への出荷を続ける。

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