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【プロ野球】

原監督から1年ぶりのチャンス 「大田スタメンあるでしょう」

2011年5月20日 紙面から

札幌へ移動するため空港に到着した大田=仙台空港で

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 “未完の大器”にビッグチャンスだ。巨人・大田泰示内野手(20)が20日からの日本ハム戦(札幌ドーム)で先発出場することが濃厚になった。原監督が19日、練習が行われた札幌ドームでスタメン抜てきについて「あるでしょう。相手がコレ(左腕)の時にね」と明言。左腕の八木の先発が予想される21日に今季初のスタメン起用する可能性を明らかにした。

 この時を待っていた。「全力でやるしかない。結果を恐れず、思い切り振っていく」。大田の目が燃えていた。18日の楽天戦(Kスタ宮城)で放った待望のプロ初安打が決勝打。次の目標はスタメン奪取だ。出場機会がもらえるなら、守備位置はどこでも構わない。この日は本職の三塁だけでなく、外野でもノックを受けたが「別に抵抗はない」と言い切った。

 東海大相模の先輩でもある原監督は「たぐいまれな明るさがあるよね」と真っすぐな性格も評価する。昨年6月12、13日のソフトバンク戦(ヤフードーム)で計6打数無安打とスタメン起用に応えられなかった直後には「誰が教えたのか、泰示は間違った方向に進んでいる」と酷評したが、それも愛情の裏返し。1年ぶりのチャンス。今度こそ大田がモノにする。 (井上学)

 

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