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【プロ野球】

星野監督予告 マー君VS由規

2011年5月20日 紙面から

ランニングする田中(右)を見つめる星野監督=Kスタ宮城で(北村彰撮影)

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 楽天の星野仙一監督(64)が19日、交流戦のヤクルトとの初戦(20日・Kスタ宮城)に田中将大投手(22)を先発に起用すると明言した。交流戦は予告先発ではないが、相手の先発も仙台出身の由規が濃厚のため、隠し立てせずに、堂々と若きエースを連敗ストッパー役に指名した。

 2006年夏の甲子園を沸かせた日本ハム・斎藤(当時早実)との宿命のライバル対決が大きくクローズアップされるが、楽天の地元宮城ではそれ以上に由規との対決を心待ちにしているファンも多い。田中VS由規の対戦成績は2試合で1勝1敗。投手起用の奇策を嫌う指揮官は「田中は動かさない。ローテだからね。相手は由規が来るらしいから、東北のファンにとってもいい対戦になる。あいつらは働き盛りというよりは、輝いている時期だからな」と名勝負を期待した。

 チームは5月に入って3勝10敗1分けと大きく負け越し、ペナント争いも5位に転落。チーム総得点が両リーグワーストの69点と打線が低迷し、先発ローテの岩隈、ラズナーが相次いで故障で出場選手登録を抹消されるなど台所事情は苦しい。なおさら田中への依存度が深まる。

 田中は、由規との投げ合いについて「僕が投げるんですかね。交流戦は口が堅くなるんです」と煙幕を張りつつ「去年は負けてますんで…。今はピッチャーが踏ん張るとき。野手に助けてもらうこともありますし、お互いに助け合いです」。重責を好投に結び付ける。 (鶴田真也)

 

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