石井副代表ら比で前日もゴルフ 民主3議員が2日連続(左から)石井一氏、生方幸夫氏、那谷屋正義氏 【マニラ共同】フィリピンでゴルフをしたとして、民主党の地震対策本部の副本部長を引責辞任した石井一党副代表らが、問題となった日の前日にもマニラ首都圏郊外の別のゴルフ場でプレーしていたことが19日までに、関係者の話で分かった。生方幸夫衆院議員と那谷屋正義参院議員も一緒にプレーした。 石井氏らはこれまで、滞在中のゴルフは一度だけで、石井氏が会長を務める日本フィリピン友好議員連盟の公務に励んだとしていた。 3人は17日までの共同通信の取材に事務所を通じ「やっていない」と否定したが、18日になり一転、「ノーコメント」との回答をそれぞれ寄せた。 関係者やゴルフ場の記録によると、石井氏らは4日午後、邦人数人とプレー。午前はフィリピンの議員らと面会していた。5日は、別のコースで在留邦人らとゴルフをしていたことが既に明らかになっている。 石井氏らは当初、3~6日の滞在予定だったが、日程を1日延ばし7日に帰国。石井氏は9日、党地震対策本部副本部長を辞任し、生方、那谷屋両氏もそれぞれ、衆院消費者問題特別委員長、参院総務委員長の辞任届を国会に出した。 石井氏は9日、国会で記者団に「よく考えればもう少し自制してもよかったかなとの気持ちはある」と発言していた。 【共同通信】
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