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2011年5月19日(木) 19:20 |
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岡山市の千足古墳、装飾劣化で対策
石室内の装飾の劣化が問題となっていた岡山市北区の千足古墳で、装飾の保護を目的とした発掘調査が、19日からはじまりました。
岡山市埋蔵文化財センターや、岡山市教育委員会文化財課の職員らが19日朝、千足古墳の天井部分を切り崩すなどして調査を開始しました。 千足古墳は、おととし石室内の装飾がはがれているのがみつかり、去年調査したところ、約100年前に掘られた穴から雨水が進入し、石室内にたまったのが原因であることがわかりました。 このため、岡山市は、これ以上劣化しないよう損傷している部分を石室から取り出す方針を固め、まずは周辺の土を取り除くなど調査を進めています。 7月末まで周辺の調査をおこなった後、損傷している部分を年末までに取り出し保護する予定です。
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