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<近畿>関西でも節電対策 |
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(5/20 00:34) |
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福島第一原発事故の影響で夏場に電力不足が懸念されることから、関西でも節電対策が次々と打ち出されています。大阪市は市営地下鉄で平日も休日ダイヤで運行するなど、「間引き運転」の検討を始めました。
通勤・通学客でごった返す朝の東梅田駅。この夏、この混雑はさらにひどいものになるかもしれません。大阪市が「間引き運転」の対象として検証を始めたのは、市営地下鉄とニュートラムの9路線です。大阪市によりますと、9路線の夏場の使用電力量は、1時間あたり13万キロワット。一般家庭1万3000世帯が1日に消費する電力使用量にあたるということです。市は全路線で電力量を20パーセント削減する場合、最も混雑する御堂筋線を除く8路線で、すべての曜日を休日ダイヤで運行すると想定しています。地下鉄の利用者は、「ちょっと困りますね。(朝が半分になるのは)厳しいですね」「朝のラッシュ時はきついですよね」「節電自体は必要だと思うので、あとは服装とかで調整して(いこうと思います)」と話しました。市は、試算はあくまで電力供給量を想定し計算をしたもので、このまま実施するのは難しいとしていますが、実施時には朝の混雑悪化を避けるため、時差通勤を呼びかけることにしています。一方、節電の波は夏の高校野球にも押し寄せています。大会本部委員長は、「できるだけ節電に協力しながらの大会運営を考えた。試合開始時間を全日程を通じて少し早めさせていただこうと思っている」と話しました。夏の甲子園を主催する高野連と朝日新聞社はきのう、節電対策を発表しました。節電対策としては、電力消費のピークを迎える昼過ぎに試合をするのを避けるため、1回戦から準決勝は8時開始に、決勝は午前9時半開始に変更します。決勝の午前開始は、大会史上初めてです。
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