2011年 5月 19日 |
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高松市職員が入札情報漏えい
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高松市発注の道路の改良工事の入札を巡り高松市の男性職員が入札の予定価格に関する情報を参加業者に漏らしたと話していることが分かりました。入札情報を漏らしたのは高松市環境総務課の46歳の男性主任技師です。17日午後、市に「職員が工事の予定価格を業者に漏らしている」という匿名のファックスが届き明らかになりました。市の調べにこの主任技師は4つの業者に情報を漏らしたことを認め、「見積もり価格が予定価格より高いか確認を求められた」と話しているということです。金銭や物品の受け取りは否定しています。問題の工事は高松市塩江町の市道の改良工事で、予定価格は2689万円。27社が参加したおとといの入札で、6社が最低制限価格の2258万7000円で並び、くじ引きで落札業者が決まりました。市は入札に参加した27社に聞き取り調査を行いましたが最低制限価格で入札した1社が情報提供を受けたことを認めているということです。入札に参加した高松市の建設会社はOHKの取材に対し、「最低制限価格とぴたりと一致する社が複数あるのは不思議だ」と話しています。この主任技師は別の工事でも1件情報を漏らしたと話していて市は詳しく調査するとともに刑事告訴も検討しています。
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岡山市議会正副議長ようやく決まる
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丸1日かけて決着です、臨時岡山市議会が開かれ、新しい議長に公明党岡山市議団の則武宣弘さんが決まりました。岡山市議会での公明党出身の議長は初めてです。19日朝の本会議で出席議員50人による無記名投票が行われ、公明党岡山市議団など複数の会派が連携して擁立した則武宣弘さんが、過半数の27票を獲得し、新しい議長に選ばれました。則武さんは北区選挙区選出の52歳で現在、5期目。公明党出身の議長は岡山市議会では初めてです。正副議長人事を巡っては19日未明まで各会派の水面下での交渉がもつれ、決着まで丸1日かかりました。また副議長には中選挙区選出で保守系会派新風会所属の現在5期目、三木亮治さん57歳が選ばれました。
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岡山県が防災対策の専門家委員会設置へ
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岡山県は東日本大震災を踏まえて県の防災基本計画を見直すため巨大災害や地域防災の専門家による委員会の設置を決めました。これは石井知事が今日の定例会見で明らかにしたものです。設置する地震・津波対策専門委員会は、国の震災復興構想会議の委員を務める関西大学の河田惠昭社会安全学部長ら学識経験者や行政関係者合わせて9人で構成し来月上旬に1回目の会議を開催する運びです。石井知事は東海、東南海、南海が連動して起きた場合の被害想定や対策を秋まで示してほしいと国に要望していてこの委員会を基に県として独自に防災計画を見直し今年度中に新たな防災政策を策定したいとしています。
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千足古墳 発掘調査開始
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国指定の史跡、岡山市の千足古墳で、内部の石に描かれている貴重な彫刻を保護するため岡山市教育委員会は19日から発掘作業を始めました。5世紀後半に築かれた千足古墳では、おととし石室の中に雨水が溜まり「直弧文」と呼ばれる魔除けの彫刻がはがれているのが見つかりました。発掘調査は彫刻がある石を保護し模様を詳しく調べるため行われます。「直弧文」は古墳時代の吉備と九州の関係を解き明かす重要な手がかりになるとされています。市教委では発掘作業と同時に石室全体の構造も明らかにすることにしています。作業は今年7月までで市教委では文化庁の許可を待って、今年度中に石を石室内から取り出す予定です。
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田んぼアート第3弾 カープ田んぼ
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美作市でセ・リーグ三つ巴の戦いです。美作市のプロ野球の田んぼアートに新たなチームが加わることになりました。おなじみのトラちゃん田んぼに伝統の一戦、ジャイアンツ田んぼ。そして新たに計画されているのがカープ田んぼです。縦約40メートル、横26メートルのコイがベースで目玉の部分には球団のマーク「C」をかたどっています。美作市英田地域の住民らが中心となって棚田がある美作市上山の大芦高原温泉雲海近くにうるち米や古代米など4種類を使い作ります。カープでは新人で西粟倉村出身の福井投手が活躍していて美作市の田んぼでセリーグ三つ巴の戦いが実現します。田植えは来月11日です。
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