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最新号:2011年5月13日号
2010年11月19日号
海老名市の杉本小学校(神崎直敏校長)の4年生の児童73人が16日、目久尻川の河川美化のために、有用微生物群(EM菌)を混ぜ込んだ「浄化団子」約1200個を川へ投げ込んだ。
同校では総合学習で校舎の脇を流れる目久尻川の清掃や生物観察を行っている。今回の授業もその一環で、今年で7年目。先月29日からEM菌入りの団子作りがスタートし「ゲストティーチャー」として招かれた「目久尻川をきれいにする会」(飯田英榮会長)のメンバーが指導にあたった。
児童は米糠にEM菌・糖蜜・水を混ぜ合わせた「ぼかし」に土を混ぜ、野球ボールぐらいの大きさの団子を作り、それらを約2週間、乾燥・発酵させたものが、この日、川に投げ込まれた。
同会の活動をはじめ、地元住民らの河川美化活動から河川の環境は改善され、今年もアユの遡上が確認されている。