東京都知事選:東国原氏が正式出馬表明

2011年3月22日 19時9分 更新:3月22日 20時3分

東京都知事選への出馬表明する東国原英夫氏=東京都庁で2011年3月22日、石川隆宣撮影
東京都知事選への出馬表明する東国原英夫氏=東京都庁で2011年3月22日、石川隆宣撮影

 前宮崎県知事の東国原英夫氏(53)が22日、東京都庁で記者会見し、東京都知事選(4月10日投開票)に無所属で出馬することを正式に表明した。「(震災で)大都市の活力が国の命運を左右する時期だ。まずは東京を元気にすることで東日本、ひいては日本に元気を発信したい」と語った。

 出馬表明が24日の告示直前になった理由について「3月10日過ぎには出処進退を明らかにしたいと考えていたが、震災を受けて時期的に不適切と判断した」と説明した。

 石原慎太郎知事については「最大限尊敬する政治家だが、(本人が否定的だった)多選を肯定するような行動をとられたのは残念。この非常時に行政の継続性は重要だが、今回はこれからの4年間を左右する大切な選挙。選択肢は一人でも多い方が都民のためだと(出馬に)踏みきった」とした。

 東国原氏は宮崎県知事を1期で引退し、都知事や国会議員への転身を視野に準備を進めてきた。

 都知事選には、4選を目指す石原慎太郎氏(78)▽共産党前参院議員の小池晃氏(50)▽居酒屋チェーン、ワタミ創業者の渡辺美樹氏(51)▽発明家のドクター・中松氏(82)らが出馬を表明している。【合田月美】

top
文字サイズ変更
このエントリーをはてなブックマークに追加
Check
この記事を印刷

PR情報

スポンサーサイト検索

アーカイブ一覧

 

おすすめ情報

注目ブランド