計画停電:25のグループに細分化の方針 経産相

2011年3月22日 12時49分 更新:3月22日 12時54分

 海江田万里経済産業相は22日の閣議後会見で、地域を区切って順番に電力供給を停止する計画停電について、現在は5グループの地域分類を、それぞれさらに五つに細分化し、25にする方針を明らかにした。東京電力は週内にも、細分化したグループを公表し、停電の前には実際に停電する地域を公表する仕組みに改める。

 グループごとに停電を予告しても、グループ内のすべてが停電にはならないケースもあり、利用者から予定が立たないと不満が出ていたのに応えた。

 東電は4月末まで現行の計画停電を続ける予定だが、今後は気温の上昇や火力発電所の復旧などで供給不足が圧縮し、停電規模も小さくなる見通し。停電の際、現行の1グループ全体を対象とする必要性も薄れるとみられ、細分化してきめ細かく周知する。【永井大介】

top
文字サイズ変更
このエントリーをはてなブックマークに追加
Check
この記事を印刷

PR情報

スポンサーサイト検索

アーカイブ一覧

 

おすすめ情報

注目ブランド