「新版 問題解決プロフェッショナル 思考と技術」 斎藤嘉則
問題解決のド定番の本書。以前エリート証券マンの兄から「おまえは読む本が偏っている」、とのことですすめてもらった本の一冊です。
問題解決ときくと難しそうで構えてしまいがちですが、体調がわるいときに「病院に行って診断してもらおう」と考える、これもりっぱな問題解決みたいです。
私たちが普段何気なくやっている思考を、意識してシステマティックに行うことで、時間と資源が限られた経営活動における問題解決を、効率的に、効果的に行う技術を紹介しています。
思考編、技術編、プロセス編、実践編の四部構成になっています。
思考編では、ゼロベース思考、仮説思考という思考態度
技術編では、MECE、ロジックツリーという問題解決を行うための基本的な技術
プロセス編では、上記を総合的に駆使した問題解決の実践的なプロセス
実践編では、著者の実例をつかっての実践プロセスの使い方
が説明されています。
この本で印象にのこったところは、「わかることと実行できることの間には大きな溝がある」そして「実行できることと結果がうまくいくことの間にはさらに大きな溝がある」という箇所です。
「わかることと実行できることの違い」これはビジネス書をよんでいていつも感じていることでした。本を読んで内容を理解することは簡単です。でもそこで学んだ知識を実際につかって自分のものにするのは非常に難しいのと同時に非常に大事なことです。
よんだら読みっぱなしでは、その場しのぎのカンフル剤で一瞬やるきがでておわりですね。とくに本書のような思考方法を体系的にまとめた本は、実際にそれを自分でつかって身につけていかないと意味がないですよね。本書で学んだ思考態度、思考技術を無意識にできるくらいになるまで意識的につかっていこうと思います。
そのための仕組みを作らなければ・・・。
「実行できることと結果がうまくいくことの違い」私はあれこれ考えるよりもとにかく行動することを心がけています。だからとにかくよく失敗をします。「行動できているから失敗してもいい」と考えていましたがそれではだめですね。失敗した理由を考えて検証して、成功させるまでやる、なんとかして結果をだす。ビジネスでは結果がすべてというし、行動していることに満足して結果を出すことに鈍感になっていては本末転倒だなと再認させられました。
「ベストを考えるよりベターを実行する」この言葉も心に残りました。
実際にとにかく動いているうちに少しずついい方向に向かっていくという経験はよくあります。行動して動いていないと見えないものや、かんがえつかないアイデアは少なからずあるとおもいます。
これからこの本で学んだ思考態度や技術を使いこなせるようにがんばります。
仕組みをつくって勉強法にとりいれていこうと考えましたが、とりあえず「ベターで実行する」ために今から普段の生活でMECEやらを意識するということからはじめます!
レバレッジメモ
1. 思考編
ゼロベース思考:既成の枠をはずす→解決の可能性でてくる、ほんとにノックアウトファクター?・わかること、実行できること、結果がうまくいくこと・顧客にとっての価値・
仮説思考:限られた時間、情報しかなくてもとにかく結論だして実行に移す力・ベストを考えるよりベターを実行する「走りながら解決する」・思考と情報のパラドックス・
2. 技術編:ふだんなにげなくやっていることを、意識してシステマティックに行うための技術
MECE:モレなくダブリなく・ゼロベースとの関連・最後に優先順位を・フレームワークでMECE学ぶ(3c+1c、ビジネスシステム、4P、事業ポートフォリオ)
ロジックツリー:広がりと深さを押さえる・広がりないと的外れ。深さないとアクションに反映されない・WHY?どうしてで原因追究・SO HOW?だからどうするで解決策を具体化
3. プロセス編
ソリューションシステム:ビジネス上の問題を分析し具体解決策を立案するシステム、制度と解決スピードを高める
課題の設定→解決策の仮説→解決策の検証、評価
4. 実践編
思考編では、ゼロベース思考、仮説思考という思考態度
技術編では、MECE、ロジックツリーという問題解決を行うための基本的な技術
プロセス編では、上記を総合的に駆使した問題解決の実践的なプロセス
実践編では、著者の実例をつかっての実践プロセスの使い方
が説明されています。
この本で印象にのこったところは、「わかることと実行できることの間には大きな溝がある」そして「実行できることと結果がうまくいくことの間にはさらに大きな溝がある」という箇所です。
「わかることと実行できることの違い」これはビジネス書をよんでいていつも感じていることでした。本を読んで内容を理解することは簡単です。でもそこで学んだ知識を実際につかって自分のものにするのは非常に難しいのと同時に非常に大事なことです。
よんだら読みっぱなしでは、その場しのぎのカンフル剤で一瞬やるきがでておわりですね。とくに本書のような思考方法を体系的にまとめた本は、実際にそれを自分でつかって身につけていかないと意味がないですよね。本書で学んだ思考態度、思考技術を無意識にできるくらいになるまで意識的につかっていこうと思います。
そのための仕組みを作らなければ・・・。
「実行できることと結果がうまくいくことの違い」私はあれこれ考えるよりもとにかく行動することを心がけています。だからとにかくよく失敗をします。「行動できているから失敗してもいい」と考えていましたがそれではだめですね。失敗した理由を考えて検証して、成功させるまでやる、なんとかして結果をだす。ビジネスでは結果がすべてというし、行動していることに満足して結果を出すことに鈍感になっていては本末転倒だなと再認させられました。
「ベストを考えるよりベターを実行する」この言葉も心に残りました。
実際にとにかく動いているうちに少しずついい方向に向かっていくという経験はよくあります。行動して動いていないと見えないものや、かんがえつかないアイデアは少なからずあるとおもいます。
これからこの本で学んだ思考態度や技術を使いこなせるようにがんばります。
仕組みをつくって勉強法にとりいれていこうと考えましたが、とりあえず「ベターで実行する」ために今から普段の生活でMECEやらを意識するということからはじめます!
レバレッジメモ
1. 思考編
ゼロベース思考:既成の枠をはずす→解決の可能性でてくる、ほんとにノックアウトファクター?・わかること、実行できること、結果がうまくいくこと・顧客にとっての価値・
仮説思考:限られた時間、情報しかなくてもとにかく結論だして実行に移す力・ベストを考えるよりベターを実行する「走りながら解決する」・思考と情報のパラドックス・
2. 技術編:ふだんなにげなくやっていることを、意識してシステマティックに行うための技術
MECE:モレなくダブリなく・ゼロベースとの関連・最後に優先順位を・フレームワークでMECE学ぶ(3c+1c、ビジネスシステム、4P、事業ポートフォリオ)
ロジックツリー:広がりと深さを押さえる・広がりないと的外れ。深さないとアクションに反映されない・WHY?どうしてで原因追究・SO HOW?だからどうするで解決策を具体化
3. プロセス編
ソリューションシステム:ビジネス上の問題を分析し具体解決策を立案するシステム、制度と解決スピードを高める
課題の設定→解決策の仮説→解決策の検証、評価
4. 実践編
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No title
私は「問題発見プロフェッショナル」を読みました。解決のほうも読みたかったのですが、図書館で既に貸し出しがされていたのでまだ見ていないです。
読みたいと思っていたことを思い出した。ありがとうございます。
読みたいと思っていたことを思い出した。ありがとうございます。
No title
コメントありがとうございます!
私もコメさんのブログの「問題発見プロフェッショナル」の記事を見て
本棚に眠っていた本書を思い出して、読んで、記事にしました。
「発見」の方も読んでみたいです!
「解決」読まれたら記事お願いします!
私もコメさんのブログの「問題発見プロフェッショナル」の記事を見て
本棚に眠っていた本書を思い出して、読んで、記事にしました。
「発見」の方も読んでみたいです!
「解決」読まれたら記事お願いします!