5月14日のニュース

福島 川魚3品目で放射性物質(5月14日 5:30更新)

福島県内の川で取ったアユなど3品目の魚から、国の暫定基準値を超える量の放射性物質が新たに検出されたことが分かりました。
いずれも現在、漁が行われていないため、市場には出回っていないということです。
厚生労働省によりますと、今月8日にいわき市の川で取ったアユから国の暫定基準値の「1キログラム当たり500ベクレル」を上回る720ベクレルの放射性セシウムが検出されたほか、今月10日に北塩原村の檜原湖で取ったワカサギからも870ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。
川や湖に住む淡水魚から国の基準値を超える量の放射性物質が検出されたのは初めてですが、いずれも漁が禁止されている時期のため、市場には出回っていないということです。
このほか、今月9日にいわき市沖の海で取ったシラスからも560ベクレルと850ベクレルの放射性セシウムが検出されたということですが、現在、福島県のすべての漁協が漁を行っていないため、市場には出回っていないということです。
厚生労働省は「仮に食べたとしても直ちに健康に影響を及ぼす数値ではない」としていますが、引き続き調査を続けることにしています。

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