5月12日のニュース

全原発の3分の2 今月停止へ(5月12日 17:45更新)

国内の商業用の原子力発電所は、地震や津波の影響で運転できなくなっている原子炉に加え、政府の要請で運転を止める中部電力の浜岡原発や、新たに定期検査に入る原発があるため、今月中に全体の3分の2が運転を停止する見通しです。
国内にある商業用の原発54基のうち、地震や津波の影響で東京電力福島第一原発や東北電力女川原発などの14基が運転できなくなっているほか、定期検査などのため、現在18基が運転を停止しています。
これらに加え、政府の要請を受けた中部電力浜岡原発では、13日から14日にかけて4号機と5号機の2基の運転を止めるほか、今月中旬には、福井県にある関西電力の美浜原発の3号機が定期検査に入る予定で、今月中に全体の3分の2に当たる合わせて35基が運転を停止する見通しです。
さらに、夏にかけて定期検査に入るのは、新潟県にある東京電力の柏崎刈羽原発の1号機と7号機、福井県にある関西電力の大飯原発の4号機と高浜原発の4号機、それに、佐賀県にある九州電力の玄海原発1号機で合わせて5基になります。
現在、運転再開を延期するなどしている原発がいずれも夏までに再開しない場合には、全体のおよそ4分3に当たる合わせて40基が運転を止めることになります。

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