2009年8月27日木曜日

[ '_ゝ']

ついに来ましたね,Snow Leopard.
9月発売の予定を前倒しして8月28日発売.
はやいもので,気づけば明日に発売が迫っています^^;
みなさんはも予約しましたか?


OSのインストールの前にはそれなりの準備が必要です.
もっとも重要なのは,バックアップでしょう.
特に,全く新しいものに手を出す場合は何があるか分かりません.
私はOSのインストールの前にはTime Machine Backupだけではなく,Carbon Copy Clonerを使って完全なクローンを作成します.
その方がなにかと安心です.

私はシステムやアプリケーションが入っているディスクと,音楽や動画などのデータが入っているディスクは完全に分けているので,これはそれほど大変な作業ではありません.

MacBook Airには音楽などはなにも入っていないので,ディスクをまるごとバックアップしました.


これでいよいよ準備完了・・・ではありません(笑)
ハードウェアの問題がまだ残っています.
ハードウェアの故障があると,何も出来ません.

実は,先月の終わり頃からMac Proが起動しない問題に悩まされていました.
Mac Proは,電源ボタンを押すと「カチッ」という音がして,その直後に「ウィ〜ン」とファン(?)が回る音がします.それからMacの起動音が鳴り響きます.
ところが電源ボタンを押しても,「カチッ」という音のあとに電源が落ちる始末.
もう一度やると,「カチッ」すら聞けなくなります...
Googleでこのような症状を検索してみるとSMCをリセットすると直るとのことでしたので,やってみました.

Apple Support Mac Pro: SMC (System Management Controller) をリセットする方法 より

Mac Pro で SMC をリセットするには、以下の手順を実行します。

「アップル」メニューの「システム終了」を選択します(コンピュータが反応していない場合は、電源ボタンを押し続けてコンピュータの電源を切ります)。
電源コードおよびディスプレイのケーブルなど、すべてのケーブルをコンピュータから取り外します。
少なくとも 15 秒間はそのまま待ちます。
電源コードをもう一度差し込みます。そのときに電源ボタンを押さないようにしてください。キーボードとマウスをコンピュータに接続します。
電源ボタンを押してコンピュータを起動します。


相変わらず起動しません;;

試行錯誤した結果,「すべてのケーブルを抜き,数時間おけ」ば起動することが分かりました.
しかしこれでは非常に不便です.
Genius Barへ持って行くほどのパワーはないので,Appleのサポートに電話し,詳しく症状を話しました.
このMac Proを買ったのが2008年の2月なのですが,Apple Careに加入しているので保証はききます.
ピックアップ&デリバリーサービスを受けることになりました.



電話してから1週間ほどで帰ってきました.
結局パワーサプライの故障だったようです.
また,修理に出す際,初期状態に近くしようと思い換装しておいたグラフィックカードまで壊れていたようで,交換してもらいました^^(ふだんはGeforce 8800GTを使っています).



これでハードウェアの準備も万端!Snow Leopardを待つのみです.
私は28日に銀座で買おうと思っています.



今回は,Apple Careに加入することの安心感を改めて実感した気がします.
と同時に,自分のMacへの愛着に気づきました.
私にとってMacはパートナーともいえる存在です.
モデルチェンジされ,Macはますます魅力的になっていきますが,自分が使ってきたMacにはそれにはない魅力がありました.
だから私はこのMacを長く使います.
今回感じた「愛着」は,出来る限り高速なマシンが必要な場合を除いて,スペックやデザインよりもはるかに重要かもしれません.
これがあるから,大切に使えるし,他のものより輝いて見えます.
モデルチェンジのたびに買い換えるのではなく,そのモデルを最大限いかし,使い切ることが「Appleが好き」の核心により近い気がしました.
Apple Careへの加入ははそのための強い手助けかもしれませんね[ '_ゝ']

2009年7月23日木曜日

Apple In-Ear Headphones with Remote and Micの発想

Apple Storeの袋は素晴らしいです.
Apple Storeの袋には夢が詰まっています.
デザインも良いですし、なにかをしまうときにも便利で実用的です。

...そしてなにより,私の袋にはApple In-Ear Headphones with Remote and Micが入っています!!


ということで、ゲットしました!Apple In-Ear Headphones with Remote and Mic.



購入に踏み切った理由は5つ.

1.私は,よくiPodで音楽やPodcastを聴きながら寝ます.その時のイヤフォンには今までApple In-Ear Headphonesを使っていました.


そのApple In-Ear Headphonesは,プラグケースあたりから2cmほどコードがむき出しになりながらも数ヶ月がんばっていてくれていたのですが,二週間ほど前にとうとう断線してしまいました.それからはiPod shuffleに付属のイヤフォンを使っていました.実は私はカナル型でないと数分付けただけで耳が痛くなってしまいます.それでiPod shuffle付属の物では我慢も限界に近づいてきました.

Appleのイヤフォンはあの部分が壊れやすいですが,その点についてはApple In-Ear Headphones with Remote and Micは先日プラグケース部分がゴム製からプラスチック製に変更されました(AppleはiPod shuffle 3rdのイヤフォンからプラグケース部分をプラスチック製にしているようです).これで多少は頑丈になったかと思います.この変更も大きな要因です.

話は変わりますが,よくiPodの付属イヤフォンをバカにする人がいますよね.でも私はあの音が好きです.
高級イヤフォンにはそれぞれ特徴があります.換言すれば,クセがあります.それに対して,あの付属イヤフォンはすごくバランスのいい音を鳴らしてくれると思うんです.
寝る時はそこまで音質は重視しません.むしろ音質重視でガチガチに聴いていたら疲れてしまいます.寝る時は、あの(悪くいえば)気の抜けた音で気楽に聴くのがいい.寝ホンには余計な味付けは必要ありません(本当に無駄な味付けがないのはER-4ですが,あれはあれでつかれますし,なにより寝返りうったら鼓膜貫通です。。。)。

先代のApple In-Ear Headphonesの(寝ホンの)後継として,本当は同じものが欲しかったのですが,あれはもう生産中止です.ですからあれにRemoteとMicがつき,音質向上したApple In-Ear Headphones with Remote and Micを買おうと思いました.


2.私はiPod touch(2nd Gen.)を所有しています.もちろんiPhone 3.0にアップデートしました.
iPhone 3.0の新機能のひとつとして,「Voice Memos」があります.ですが,内蔵マイクがないiPod touchでは別途マイクを用意しないと「Voice Memos」機能は使用できません.
Apple In-Ear Headphones with Remote and Micには,マイク機能がついているのでiPod touch用のマイクとしても使えます.
これが,ふたつめの理由です.


3.iPod shuffle 3rd Gen.は,本体にはボタンがなく,専用のイヤフォンで操作します.
ですが先述の通り,そのイヤフォンが私の耳にはあいませんでした.そのせいでiPod shuffle 3rdをまったく使わない日々が続いていました.
Apple In-Ear Headphones with Remote and Micにはその名の通りRemote機能がついていますので,iPod shuffleの音楽をコントロールすることができます.
これが3つめです.


4.去年の9月に発表されたiPod nano 4th generationとiPod classic 2nd generation(120GB)にも「Voice Memos」機能が搭載されています.
iPod touchでは少し大きいと感じるとき,iPod nanoで手軽に録音できるのはとても便利です.
音質も通常用途では問題ないですし,これさえあればボイスレコーダいらずです^ ^



5.私は,これでもイヤフォン・ヘッドフォンが大好きです.
ですからバランスド・アーマチュアドライバ2基搭載で10,000円を切るという破格イヤフォンの実力がかなり気になっていました.
バランスド・アーマチュアは繊細な表現が可能ですが,帯域特性に優れていません.そのため,高級機はそこを克服すべくドライバを低中高域に複数積んでいることが多いです(どの域に何基積んでいるかはイヤフォンによって違います).
裏を返せば,コストがかかるのでデュアルやトリプル(カスタムIEMのJH13までいくと6基あります)のバランスド・アーマチュアは高級機にしか積めません.
他社のイヤフォンでデュアル・バランスド・アーマチュアのものは,2,3万円ほどの値段がします(SHURE SE420/Ultimate Ears Super.fi 5Pro/audio-technica ATH-CK10など).
そんな中,10,000円を切る値段で登場したApple In-Ear Headphones with Remote and Micはまさに価格破壊でした.


たったひとつのイヤフォンを買うだけで,こんなにたくさんのことができるのです.
私には,Apple In-Ear Headphones with Remote and Micを有意義に使える自信がありました.



では,レビューに入っていきます...


A.ファーストインプレッション

私は普段,特徴のあるイヤフォンを使っています.ド迫力な低音があったり,音場が非常に広かったり,解像度を極めていたり...
ですから,Apple In-Ear Headphones with Remote and Micには「iPod付属イヤフォンのバランスのとれた音をそのまま継続しながら,より繊細にした音」を期待していました.

そして,Apple In-Ear Headphones with Remote and Micは,見事にその期待に応えてくれました.

再生するときのプレイヤーはiPod nano 4th generation.音源には256kbps AACを使用しました.

最初に聴いた時,iPodの付属イヤフォンが弱い中域を補ったような音だと思いました.
そして,低高域も付属の物に比べてレベルの高い物に上がっています.
正直に言いますと,良い評判はたくさん耳にしていながらも,ここまでとは思いませんでした.

というのも...これをみてください.

黒いのがSE420,金色のものがSE530です.そう,バランスド・アーマチュアドライバを複数積んだイヤフォンって,大きい物が多いのです.
そんな中,小さなApple In-Ear Headphones with Remote and Micがちゃんとした音を出せるのか,かなり不安でした.

そういう意味で,不安を見事に払拭してくれました.
このイヤフォンをまったく知らない状態で聴いたら,2万円クラスだと思ってしまったかもしれません.


B.数日間使ってみて

まずは気になった点を少々...

タッチノイズが目立ちます.
SHURE掛け(下写真)し,クリップで洋服などにとめればある程度改善できますが,クリップなどは特に付属していません.当然Nike+iPodで走りながら使う人もいるはずです.
そこの対策をもう少しして欲しいと思いました(ER-4S付属のもののようなクリップがあると便利です).


付属のキャリングケース,デザインはAppleらしいのですが,すぐに開いてしまいます.
実際,バッグの中で開いてしまいました.今はSHUREに付属のポーチに入れています.




次は音のことを...

いろんな方が書いていらっしゃるブログなどを見ていると,「低音不足」との声をよくききます.
私個人の感想は,「可もなく不可もなく」といった感じです.
中域と高域の質がかなりいいので,それに比べて物足りなさを感じてしまうのかもしれません.
確かに重低音は出にくいところはありますが,私は「バランスの良い音」を出してくれるApple In-Ear Headphones with Remote and Micに重低音は求めません.
低音は必要十分に出ていますから.

イヤーピースを交換すると遮音性が高くなったり,標準の物より低音が出たりします.
しかし私はあえて標準の物を使っています.使用する場所が屋内のみ,というのもありますが,もう一つ理由があります(後述します).
上:Etymotic Researchの3段キノコ(トリプルフランジ・イヤパッド).下:SHUREの弾丸(ソフトフォームイヤパッド).また,コンプライのT-100も良いそうです.



Apple In-Ear Headphones with Remote and Micは,SE420,Super.fi 5Proレベルのものと比べると,楽器の再現能力や分解能は劣ります.ヴォーカルのつややかさもかないません.SE420の低音も,Super.fi 5Proの音場もありません.
当然です.4倍の価格差があるイヤフォンと同じだったらイヤフォンメーカーがやっていけなくなってしまいます(笑)
そしてなにより,Apple In-Ear Headphones with Remote and Micはそういうイヤフォンではないのだと思います.
Apple In-Ear Headphones with Remote and Micは,「多くの人に好かれる音」をかなり高いレベルで実現しています.そういうイヤフォンなんです.
確かにSE530やTriple.fi 10Proで音楽を聴いているときはとても楽しいし,気持ちいい.本当に音楽に引き込まれます.
Apple In-Ear Headphones with Remote and Micにはそういう魅力はありませんが,バランスが良いので聴き疲れしません.長時間のリスニングを楽しめます.
私はエージングを少々しましたが,劇的な変化はみられませんでした(今後変わるかもしれませんが...)
このイヤフォンを買う人の層を考えてみると,付属イヤフォンからのステップアップが一番多いように思います.
そういう人が全員「エージング」を知っているとは思いません.ですから買ってすぐ音楽を良い音で楽しめるのは高く評価したいです(UE10Proなんかに比べると...).
私はこの(私が考える)Appleのコンセプトを最大限享受したいのです.

(イヤーピースのケースもとってもかわいいです^ ^)

ぐだぐだといろいろ書きましたが,総合的な評価は★★★★☆にしたいと思います.
Apple In-Ear Headphones with Remote and Micは,iPhoneやiPodで使ってこそ意味があります.
プレイヤーとイヤフォンが同社製品ですから,非常に相性が良いです.
iPodはいまや世界でもっともユーザーの多いオーディオプレイヤーですから,Appleは多くの人が親しめる音を作ります.
無難な音になってしまうのは必然なのかもしれません.
でも私はその無難な音が好きです.
リラックスできます.


私は,「1万円くらいでイヤフォン買いたいんだけど,どれがいいかな?」と訊かれたら迷わずこれを勧めます.
Apple In-Ear Headphones with Remote and Micの音は,好みでない人はいても,嫌いな人はあまりいないでしょう.


Apple In-Ear Headphones with Remote and Micは,高級イヤフォン入門機として最適だと感じました.




最後に.
Apple In-Ear Headphones with Remote and Micは,先日プラグケース部分の素材がゴムからプラスチックに変更されました.
店舗によってはまだ新しいプラスチックの物を入荷していないところもあります.
開封しないでも外からゴム製かプラスチック製か確認できるので,ご購入の際はお気をつけください.
インターネットで買うときは大変そうですが...(Apple Storeの店員さんですら,素材の変更を知らない人がいました;;)

↓ゴム


↓プラスチック

2009年7月17日金曜日

ゲーム機としてのタッチスクリーンデバイスの可能性

ここ1,2週間で急に暑くなりましたね.

お久しぶりです,kudoruです.



さて,先日「リアルサッカー2009」というiPhone Appが通常1,200円のところが115円になっていたので購入しました.



「暇つぶしになればいいや」くらいの気持ちで買ったのですが,見事にはまってしまいました^ ^

まずはこのグラフィック.予想外に動きました。
正直,僕はiPhoneのゲームをなめてました.世界で戦えないと思っていました.

確かに「グラフィック」でみたなら,iPhoneはPSPには勝てないでしょう.
iPhoneは専門のゲーム機ではありませんから.
ですが他の面も考慮してみるとどうでしょうか?



ゲーム機としてみたiPhoneって,PSPとDSの要素を併せ持っていると思うんです.
ハードウェアが新しくなり,どんどんグラフィック性能も上がっています.それでいて,DSのコンセプトである万人が楽しめる,という側面も持っています.増え続けるiPhone Appをみれば一目瞭然です.

そして,それ以上に私が「リアルサッカー2009」をやっていて感じたことは,静電式のタッチパネルをゲーム機に載せるという可能性です.
iPhone2.0で「フリック入力」が使えるようになったとき,まったく新しい方式で,(日本語)文字入力が弱かったiPhoneがMacに一歩近づいたかにみえました.


「リアルサッカー2009」では,それをゲームに応用しています.
私はiPhoneで本格的なゲームをやったのはこれが初めてなので分かりませんが,他のゲームでもフリックを使った物があるかもしれません。


PSPなどのポータブルゲーム機は,XやOなどの物理的なボタンをただ押すだけです.ですがiPhoneの,言ってみれば仮想的なボタンなら,上下左右にフリックすることによって,ひとつのボタンで5通りのことができるようになります.
それだけではありません.タッチパネルですから,画面全体がボタン,いえ,ゲームから「ボタン」という概念を消せるかもしれません.
そう,タッチパネルでゲームをすることは,無限の可能性を秘めているのです.

ゲーマーの人などは,やはりボタンを押さないと駄目,などと言うかもしれません.
ですからポータブルゲーム機は,将来的にはDSのような,タッチパネルも物理的なボタンもついているようなものに置き換わるのも時間の問題かもしれないと思いました.

2009年6月27日土曜日

私のMac環境

本日は,私が使用しているMacを紹介します(というのも最近環境がちょっと変化したり片付けたりしたので・・・).



Macって,ホントに,見てるだけで美しいです!

Mac Proは重い作業,大きいディスプレイで本格的に取り組みたい作業などで使い,MacBook Airは日頃の諸作業や外出先での作業や遊びに使います。
また,MacBook(White)はサーバーとして常時起動させています。
インターネットを通してMacBookにアクセスするのはとても便利です。

窓際に置いているので夜風にあたりながらMac,なんてこともできちゃいます^^

最近はより便利なように,と心がけていろいろと試行錯誤しています.

なにか良いTipsなどありましたら是非コメントください!

2009年6月26日金曜日

ブログ1周年記念と移行のお知らせ

いつも当ブログを読んでいただき,ありがとうございます.

本日,6/26(金)をもちまして,当ブログは1周年を迎えることができました.ありがとうございます.
また,記念すべきiPhone 3GSの発売日でもあり,運命を感じます(笑)

今まではBloggerでの運営でしたが,1周年でキリが良いと言うことで・・・

本日より独自ドメインでの運営に変更いたします.





リンクして頂いている方,申し訳ありませんがご変更ください.



今後さらに忙しくなり,更新が滞ってしまいますが,これからもよろしくお願いいたします.