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2011年03月21日(月)

紀子さまの実弟、被災地・相馬市で奮闘

テーマ:皇室

皇室マニアの間では、

地震直後から話題になっていましたが

取り上げていいものか…とずっと書くのを控えていたところ

きょう、スポーツ報知に掲載されたので

私もこちらで紹介させていただきます。



秋篠宮妃紀子殿下の実の弟さん、


川嶋舟(しゅう)さん(37)が

地元の福島県相馬市で被災しつつも、

支援活動の指揮を執っている話です。



↓左端の学生服が紀子さま結婚時の舟さん。
美人・佳人・麗人への道☆


近年の舟さん。
美人・佳人・麗人への道☆


舟さんは、

学習院高等科を卒業後、麻布大―東大大学院で獣医学を専攻。

現在は東農大農学部バイオセラピー学科で講師を務め、

獣医師としても活動しています。



ご結婚相手は…

相馬藩が14世紀に下総相馬から下向する際に従ってきたという、

由緒のある相馬三妙見社の一つとして知られる相馬市の

相馬中村神社の宮司田代誠信さんの長女で、

同神社禰宜(ねぎ)の麻紗美さん。

06年に結婚し、現在、1人のお嬢さんがいらっしゃいます。



きっかけは、

麻紗美さんが伝統行事である相馬野馬追のため、

いわき市の牧場に馬を借りにいったのが縁。

そこで舟さんと知り合い、

交際をスタートし、結婚されたそうです。


美人・佳人・麗人への道☆

東農大講師の舟(しゅう)さんは、3月11日

単身赴任先の東京から帰省途中だったそうです。



仙台駅から常磐線で相馬駅へ向かう途中、

1駅手前の駒ケ嶺駅付近で被害に遭いましたが

電車が横転しながらも、命からがら津波から逃げ

義父である誠信さんが宮司を務める「相馬中村神社」へ

徒歩で約2時間かけてたどり着きました。



同神社は震災で鳥居などが損傷したそうですが、

海岸から約5キロ離れているため、

津波による大きな被害は免れたとか。



しかし、舟さんは

支援物資が相馬市に十分届いてないことを市長から相談され

「届かないから、取りに行く!」と決意。

自ら市のキャンピングカーと2トントラックを調達し、

13日に東京へ。


FACEBOOKで呼びかけた友人らにより

東京の拠点には救援物資が集められ、

15日に一度、東京から物資を相馬市に持ち帰り、

18日に再び東京に向かったそうです。



20日夕刻には、紙おむつや下着、毛布などを積んだ

第3便のトラックが相馬市に到着。

届いた物資を仕分けて市役所の救援物資担当者に預け、

市内約10か所の避難所などに分配されているとか。



舟さんは、これらの

救援物資の調達&配送作業の陣頭指揮を執り

大活躍されているようです。



ちなみに、義父の誠信さんによると、

舟さんは震災後、

紀子さまと連絡を取ることができ、

自身と家族の無事を伝えたそうです。



美人・佳人・麗人への道☆


有事において、人の資質というのは問われるのだなと

つくづく今回感じています。



舟さんは、お姉さまが皇室に嫁いでいるのですから

「お姉さまに頼んで、物資を送ってもらう」

という手もあるのに、

決してそういうコネを使わないんですね。



なんという清廉潔白な行動。



ちなみに、

紀子さまのご先祖は会津藩士・池上武輔。

その四男で、紀子さまにとって曾祖父にあたる

池上四郎氏は、第6代大阪市長の時に発生した

関東大震災(1923年)の際、

いち早く大阪港から支援物資を送り、

被災者を助けたそうです。



本当にご立派な家系なのですね。。。



家系図(クリックで大きくなります)



美人・佳人・麗人への道☆


舟さんの御結婚相手の実家である相馬中村神社は

千余年の歴史を誇る、

国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追」と司っており

地域では、とても有名。



だからこそ、市長も舟さんに相談したのでしょうし

舟さんも、コネを使わず

その市長の思いに応えたのです。



素晴らしい。

紀子さまも、つねづね素晴らしいと思っていたけど

弟さんも、本当に素晴らしい。



どのような教育をすれば

このような姉弟が育つのでしょう。



それにしても、相馬は福島の原発から近いこともあって

まだまだ心配です。

もう退避しているとは思いますが

本当に、早く事態がおさまりますように…。



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