ピックアップカーBR/BM-9レガシィ
販売当初はあまり話もなく、車両事態も目にすることが少なかった新型レガシィですが最近は問い合わせも増えてきました。
もちろん走りに関することがほとんどですが。
実際試乗すると車両重量の増加をはっきりと感じ取ることが出来ます。
それでも2.5Lのターボエンジンでカバーするはずなのですが
意外と走りませんね。
相変わらずIモードに入れる気にはなりません。
まだまだノーマルの方が多いですが、とりあえずECU交換がお勧めですね。
パワーチェックデータは
http://minkara.carview.co.jp/userid/112462/car/491400/1014554/note.aspx
大阪のマフラー部門で有名な、ショップさんで、納車後はじめてのパワーチェックを行いました。
某ショップさんでは、今回が始めての計測なのですが…
以前の車で行った状況と違い、計測するコンディションは、かなり良好なようです。
・新鮮な外気導入
・ボンネットオープン
・大型ファン始動
などなど
気温は15時で10度前後でしょうか。
以前の車で、他の場所で行った計測では…
・屋内・ボンネット開けない・ファンはあっても使わない(気温25度)
なんて感じで、悪い状況を作り出しているかのような所ばかりで計測してました(笑)
おかげで、散々な結果に…
それらと比べると、寒い時期なのに押さえるツボは全て網羅しているようで、計測前から若干の期待がもてます。
車の状況は…
フルノーマルに、オリエントワークス製のECUに書き換え、スピードリミッターは解除です。
計測はS#モードのみ。
4速までで、計測。 ATです。
結果発表
まずは、馬力曲線から。
見難いですが…
MAX POWER
225kw 馬力換算で、305.9psです。
回転数は5510回転で最大みたいです。
当然補正後の数値です。
次に、トルク曲線から。
いきなりギザギザで上がっているのが、トルク曲線、
緩やかに上がっているのが、馬力曲線です。
オリエントワークスさんのECUの特性が顕著に出ている
トルク曲線です。
2380回転で、524.2Nm kg換算すると、53.45kgf 位みたいです。
速度域で言うと、わずか時速92.5kmで最大トルク発生。
それ以下の低速域でも結構出ているので、日常の常用域でもストレス無く扱いやすいECUに仕上がってます。
計測はS#モードですが、Iモードはこれをマイルドにした感じなので、燃費重視にしても扱い易さは変わりません。
最大トルク周辺での計測データです。
高速道路の流入など扱いやすい、速度域で加速が最大に出るよう設定されているみたいです。
最高馬力周辺のデータです。
速度域は時速213km辺りです。
回転数は5500回転ほど。
最終集計です。
・最高馬力 305.9ps 5510rpm
・最大トルク 524.2Nm 2380rpm (53.45kgf)
・最高速度 252.5km/h
結果としては大満足でした。
公表スペックが
285馬力 36kg(トルク)ですから、ECU書き換えによるスペックアップもありますが、基本的に当たりのエンジンではないかと…
少なくともハズレでは無いようです。
レガシィは公表スペックより実測で、かなり落ち込むことも珍しくなく、特に初期ロットのA型などひどい場合もあるようでしたが…
今回はそのような不安は払拭されました。
排気量が上がった事が、簡単に数値に反映しているかもしれませんが…
とりあえず、最低でも1馬力5000円程度でアップ出来て、扱いやすいトルク特性のオリエントさんのECUには感謝です。