【ソウル時事】16日付の韓国紙・東亜日報によると、清州地検は15日、病気にかかった牛を違法に食肉処理し、飲食店などに卸した疑いで、流通業者ら3人を拘束した。家畜伝染病の口蹄(こうてい)疫が猛威を振るった昨年末以降も犯行が続いており、口蹄疫の牛の肉も出回った可能性が高いという。
清州地検によると、3人のうち1人が、病気の牛を1頭10万〜150万ウォン(約7400〜11万1000円)で買い取り、中央部・忠清北道槐山郡の山中で違法に食肉処理した疑い。牛の肉は、流通業者が飲食店や学校給食業者に相場の5分の1程度の価格で売っていた。