福島第一原発、放射性物質含む蒸気外部に放出へ海江田経済産業相は12日午前3時過ぎ、経産省内で記者会見し、東京電力が、地震で自動停止した福島第一原子力発電所の格納容器内の圧力が異常上昇したため、放射性物質を含む蒸気を建屋外部に放出し、圧力を下げる措置を行うと発表した。 海江田経産相は「容器内の放射性物質は微量とみられる。海側への風向きの時に放出すれば、避難したり屋内待機している住民の安全は保たれている」とし、住民には落ち着いて対処するよう求めた。 この後、東京電力が記者会見し、格納容器内の蒸気を、高さ120メートル排気筒を通じて屋外に放出するのは1〜3号機が対象になりうることを明らかにした。1号機の格納容器の圧力は、設計値の1・5倍に異常上昇したとみられる。放出の時期、順序は未定。 経産省原子力保安院によると、1号機の格納容器が上昇したのは、原子炉圧力容器から蒸気が漏れ出したためとみられる。 (2011年3月12日04時01分 読売新聞)
|
今週のPICK UPPR
|
▲この画面の上へ |
会社案内|
サイトポリシー|
個人情報|
著作権|
リンクポリシー|
お問い合わせ| YOMIURI ONLINE広告ガイド| 新聞広告ガイド| 気流・時事川柳(東京本社版)への投稿| 見出し、記事、写真の無断転載を禁じます Copyright © The Yomiuri Shimbun. |